日本の財政赤字は、あと192年続きます【一般社団法人フリードデスク】


日本の財政赤字は、増税をしても
あと192年は経過しないと、
解決することはできません。


ご存知の通り消費税は、
5%から8%に引き上げされました。


そこで、5.2兆円の税収が
あったとされていますが、
今日本が抱えている借金額は、






「約1000兆円以上」

です。






つまり、消費税を引き上げて、
税収を増やそうとしても、
時間がかかり過ぎてしまうのです。


今の速度感で進めていっても、
あと192年を要してしまう計算です。


しかし、皮肉なのは、
返済に192年もかかるような
莫大な借金があるにもかかわらず、




”日本は国家破産しない”




と、各メディアで言われているのです。


むしろ、
「もっと借金しちゃおう!」という状態。





なぜか?





それは、日本の預金率が異常に高いからです。

おおよその数字で恐縮ですが、
日本の金融機関には大体1600兆円程の
預金が眠っているとされています。


そして、日本の借金のほとんどが、
「国民から借りている借金」だという事は
あなたもご存知だと思います。


ですので、単純計算ですが、
まだ数百兆円ほど借りられます。


銀行や保険会社、証券会社を介して、
間接的に国民に国債を買ってもらい、
まだ養分をチューチュー吸えるという事です。



「なんでこんな国にいつまでもお金を
吸い上げられなきゃいけないんだ。」




と、思ったリテラシーのある人達は、
一つの手段として「キャピタルフライト」
を行っています。



日本の銀行預金以外にも、
たとえば香港のHMBCなど、
海外の口座を開設する動きが見られるのです。


ある仲介業者によると、
毎月HSBCの口座開設ツアーに
100名以上の日本人を連れて行っている
という話があるほどです。
(私も一応、HSBCの口座は持っています)



金融について知識のある人は、
もうとっくに動き始めています。

いつもお伝えしていることですが、
リスクに敏感になりましょう。

為替リスクや価格変動リスク、
そしてカントリーリスクなど・・・

そういったリスクを丁寧に
1つずつつぶしていくことで、
結果、安全な資産管理ができます。


ではまた。

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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