88%のイギリス人は中古の家を買う【一般社団法人フリードデスク】


「現金好き」という特徴以外に、
”日本人あるある”がもう一つあります。

それは、「新築好き」という事です。


日本では新築マイホームが当たり前です。

しかし、逆に海外では中古の
マイホームが一般的であることを
あなたは知っていましたか?

国土交通省の調べによると、
日本の中古住宅は36%以下で、
イギリスでは88%以上ある
というデータがあります。

全く同じ「住む」という用途なのに、
国によってここまで差があるのです。


ではなぜ日本では
他国と比べてここまでも、
新築マイホームが多いのか?

理由は2つあると思っています。


1つは、
せっかく新居に引っ越すなら
新築に住みたいという願望。

そして2つ目は、
日本人の多くが「マイホームは新築」
という固定概念を持っているから。


そして、このうち特に「固定概念」が
日本の新築マイホームの購入を
習慣づけていると考えています。

「マイホーム=新築」

ということに違和感を覚える人は、
そう多くはいませんよね。

ただ、ここで1つ考えて欲しいのは、

「そこまで新築にこだわる必要があるのか?」

ということです。


新築マンションなど、
販売する時を考えてもらうと
販売会社やディベロッパー(*)は、
多額の経費を使っていますよね。
* 開発業者のこと

たとえば、パンフレット作成や
専用のWebサイト作成、大量のチラシや
それを配布する配達員など・・・

経費がいっぱい発生しています。


ですので、販売会社はこれらの経費を
回収しないと経営が成り立ちません。

じゃあ、その経費のしわ寄せは
一体どこに行くのかというと、

「新築の購入費に経費を上乗せ」

していくわけです。


つまり、物件本体以外の部分にも、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
購入者はお金を払わないといけない、
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
という状況があるわけです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



でも、
日本人の多くはこのことに
気づいていません。

「余分にお金を払って損している」

という事実に。

家族や友人、周りの人が
そうしているから自分もそうする、
という人もいるかもしれません。

しかし、投資家にとって余計な
消費や経費はレッドカードです。


実際、金融や投資の勉強をしてきた
イギリス人の多くは、お得な中古物件を
住まいとして購入していますし。

「教えてくれないから興味もない」

という状態だと、
あなた自身が損をしてしまいます。


ですので、資産を構築したいとか、
そういった思いがあるのでしたら、

「無駄な事に経費を使っていないか?」

という事にも目を留め、
周りの意見に流されず自分で
判断する必要があります。

というわけで、本日はこの辺で!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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