「AIたち」マクドナルドを占拠した。【一般社団法人フリードデスク】

マクドナルドをAIが占拠し始めたそうです。

というのも徐々に無人レジが
導入されつつあるみたいですよ。

日本ではまだのようですがアメリカでは
「レジスタッフとAIの入れ替え作業」
が既に行われているそうです。


しかもそれなのに、
業務上の問題も起きていないみたいですから
将来的には人件費削減の効果が出てくるんでしょうね。

ただ、その一方で
売上げ最大のスーパーである
ウォールマートは時代の流れに反して
「無人レジを撤退した」と発表しました。

最近はAI_化の波が押し寄せどの企業も
「AI!AI!」みたいに足並み揃えていたので
ちょっと珍しいですよね。

大抵、こういう場合って
時代の流れに乗った方がうまくいき
時代に歯向かった企業は停滞していくもの。


ここで、例えばカメラ業界を見てみましょう。

アメリカで100年以上存続してきた
フィルムカメラ最大のコダックは破産しました。

それに対して同じ業界の
日本の富士フィルムは存続するだけではなく
かなり好調な経営を見せています。


では、この2社は何が違ったのか?

この答えは、先ほどお伝えした時代の流れです。

富士フィルムは時代の流れを先読みし
フィルムカメラからデジタルカメラへ
早い段階で製造移行しました。

その一方で巨人コダックは、
時代に反して自社が創業時から行ってきた
フィルムカメラ事業に徹しました。

そして、その結果が先ほどの状況です。


このように時代の流れを読むことは、
企業経営を大きく左右させる要因となります。


ただ今回は、話が違います。

ウォールマートはAI化が進む中で
敢えてAIを撤退し対人による
レジ対応を選択したわけです。


でも、なぜウォールマートは、
時代の流れに反し敢えて
スタッフを使うようにしたのか?

理由は「顧客満足度」にあるそうです。


確かにお客からすれば心のないAIに接客されるより
温度感を感じ取って対応してくれる人の方が安心するものですよね。

そこでウォールマートは敢えてAI化の波に逆らった訳です。


長期的な視点で経営を見れば
人件費削減ができるAI導入は
経営に貢献するでしょう。

ただ忘れてならないのは
ビジネスはどこまでいっても
「ヒト対ヒト」だということです。

私が未だに現場に立ち、
外部企業の資産運用研修やセミナーに登壇するかというと、
この「ヒト対ヒト」を大切にしているからです。


もちろん社員に振る仕事もありますし、
私が全面に立たない業務もあります。

ですが、お客様が直に見える場には
積極的に出るようにしていますね。

それが、結局のところ
お客様を知ることになりますし
顧客満足度に繋がるはずですから。

なのでこれからもチョコチョコ
現場には顔を出すつもりなので
セミナーや勉強会では是非お話ししましょうね。^^

では、また!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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