AIを“着る”時代。【一般社団法人フリードデスク】

地球にある情報量は
一体どれくらいか知ってますか?

ある調査会社の調べでは
「163兆ギガ」の情報量
ということが判明したそうです。


「163兆ギガ!?
 なにそれうまいの?」


って感じですが。(笑)


どうやらこの数値は
ビデオ録画で換算すると
23億年分もの情報量なんだそうです。

23億年って・・・

もう訳が分かりませんよね。^^;


ただ1つ言えることは、
私たちの周りは目に見えない埃と同じで
体の周りを情報が覆い尽くしている
状況にあるということ。

家の中ではテレビや新聞、
広告やラジオ。

そして一歩外に出れば、
電車広告に看板、選挙カーに
DMにチラシ・・・

どこに行っても、
常に情報に付きまとわれる状況です。


そんな情報社会と呼ばれる中、
今注目されているのがご存知のAI技術です。

これは、人間の知能を
コンピューターに移行させ
実現化させるというもの。


そんなAI技術の中で
面白いものを発見しました。

それが・・・

「着るAI」

というものです。


ゾゾタウンという
ファッション通販サイトを
ご存知かもしれませんが、
あのゾゾタウンが新しく取り入れた

「ゾゾスーツ」

というものです。


これは、今まで通販で
洋服を買う際に一番ネックだった
「自分のサイズに合うかどうか?」
という不安をクリアしたサービスになります。

ゾゾスーツという、
ウェットスーツみたいな
スーツを着ると消費者の腕周りや
腰回りだけではなく身長、体重、
足の長さや手の長さなど・・・

洋服を着る上でポイントになる
要素を全てAIが管理して、
利用者にぴったりのサイズを
選んでくれるというものです。


つまり、
「機械が洋服をコーディネートする」
ということですね。

私たちの周りに溢れた情報を
うまくコントロールすれば
このような事までできる時代なわけです。

私もよく洋服を買ったりしますが、
春物を買い換える際に、
ゾゾスーツ、試したいですね。

自分はよく体重が増減するのですが、
そういう人でも大丈夫なのかな(笑)


このように、
情報が私たちの周りに溢れているからこそ、
新しい革新が生まれる訳です。

情報化社会だからこそできる
新しいビジネスですよね。


しかも「衣・食・住」は人類が存在する限り
ずっと必要不可欠な要素なので
革新が起こりやすいです。

大昔の縄文時代から、
毛皮を服にしてイノシシやシカを食べ、
竪穴式住居に住んでいました。

そして、現代においても
その様式こそ様変わりしましたが、
依然として残っていますよね。


そして「衣」というテーマで
今一番顧客が求めているものは
一体なんだろうかと追求して、

「ネット完結でサイズもぴったりな洋服購入」

をゾゾタウンは実現したわけです。


・わざわざ店舗に出向くのは面倒
・でもネットだとサイズ感がわからない

この2つの顧客の悩みを
うまく解決し新しい洋服革命を
ゾゾタウンがもたらしたのです。


今はまだ、
ネットで洋服を購入する割合がそれほど大きくないかもですが、
ゾゾスーツの登場がキッカケで人類に新しい「衣」の歴史を
残すのではと感じています。

それでは!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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