悪魔のようなパーキングのビジネスモデル【一般社団法人フリードデスク】

先日起きたことをそのまま話すぜ・・・。
 
仕事が終わり、事務所を後にするというのに
私は開放感どころか憂鬱になっていました。
 

なぜなら、前日からコインパーキングに
長時間車を置きっぱなしにしていたことに
気づいてしまったから。
 
料金は15分400円。
 
そして、放置していた時間はなんと「28時間」。

支払い金額は「44,800円」なり。
 
 
 
 
 

・・・おぅ!シット!!!!
 
これに関しては完全に私の凡ミスです。
誰を責めることもできません。

ただ、問題はここからです。
 

すでに精神的ダメージは大きく、
まさかこれ以上の大打撃が待っていようとは
帰り際には全く思っていませんでした。

仕事仲間を近くの駅まで送るのが通例なので、
彼と一緒に駐車場へ行き、
「じゃあ、精算しますよ~?」
「ドーン!なんじゃこの金額は~!」
とか、ふざけあっていました。
 

いざ、精算へ。
 

いつも通りクレカを機械へ入れる。
 

・・・
 

「しばらくお待ちください」の文字。
 

・・・
 

・・・シーン。
 
 
 

なぜだ。一向に精算がされない!!!

カードが悪いのかと思い、
別のクレカを入れて再度挑戦。
 

しかし、結果は変わらずモニター画面は
「しばらくお待ちください」と表示するのみ。
 

  

何がおかしいんだ? 

早くしないとまた15分経って課金されちゃうよ!
 
 

そう思いながら、もう一度全ての
クレカを試してみる。

しかし、結果は変わらない。
 
 

時間がないし、この辺でもう
ちょっとずつイライラしていたので、
仕方なく現金で払うことにした。

確認するが、私が支払う額は44,800円である。
 
 

私は財布に入っていた万札を急いで入れた。

が、万札はすぐに吐き出された。
 

焦りにさらに拍車がかかり、
何度も何度も万札を入れるが、
ウィーンという音とともに福沢諭吉先生の顔が
ひょっこりと現れる。
 


 



意味がわからん!!!!!!
 
 

そう、私はここで一つ重大なミスを犯していたのです。

紙幣の挿入口をよくよく見ると、
「1000円札」の文字だけが記載してありました。
 
そう、この精算機は
1000円札しか対応していなかったのです。
 

すでにクレジット支払いの選択肢が
奪われている私にとって、
支払いの選択肢は「現金」のみ。
 
そうです。あろうことかこの精算機は私に
「千円札を44枚入れろ」と言ってきたのです。
 

混乱した私はサポートセンターなるものに電話しました。
 
 

大石
「かくかくしかじか、こういう状況なんです。
 クレカはなぜかどれも使えないし、
 現金は千円札しか対応してないんです。
 コンビニでお金をおろすのも時間がかかるので、
 一旦課金を止めてもらえますか?」
 
オペレーター
「お客様すみません。お車を止められている限り、
 課金を止めることはできかねます」

 
 
 

ふむふむ、なるほど・・・
 

なんでやねん!!
 

なんでやねん!!!!
 

なんでやねん!!!!!!
 

お前は人でなしか!悪魔か!
 

興奮冷めやらぬ中色々聞いたところ、
どうやらその精算機でのクレカの精算は
3万円までしかできないとのこと。

なので、15枚の千円札を入れれば、
クレカで決済が可能だそうだ。
 

「そうだ!車の中に千円札が結構あったはず!」
 
と思い出した私は急いで車を開けて、
確認しましたが、千円札はわずか5枚。
 

財布には2枚。

一緒にいた仕事仲間はゼロ枚。
 
手元に15枚の千円札がないことに気づいた瞬間、
 

ピコン!
 

と、残酷にも精算機のメーターが進み、
合計金額は45,200円に。






なんだこの状況は!クレイジー過ぎる!!
 

もともとは自分のせいかもしれないが、
そもそもこのパーキングの決済ルール、
色々とおかしくないか!??
 
支払い金額が3万円を超えた瞬間、
千円札が31枚以上手元にないと
支払えない悪魔のような縛りがあるじゃないか!
 
もう!プンスカプンスカ!!!
 
 

そして結局、、、
 
泣く泣く私は近くのミニストップまで行き、
千円札を引き出し、15200円を現金で、
残りの3万円をクレカで支払いました。


こんなことってあるんですね。
 

さすがにパーキングの運営側も、
28時間も車を放置してる人間のことを
想定して精算システムを組んでいなかったのでしょう。
 
元々高額だった支払いがさらに金額アップし、
意気揚々と「送っていきますよ!」と言った仲間を
雨空の下で待たせる始末・・・

こういう日もあるんだなぁ ToT
 


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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