高額な保険商品を売る『美人のセールスレディー』【一般社団法人フリードデスク】


あなたは「保険ショップ」に対して、
どのような印象をお持ちですか?



駅前や大型のショッピングセンター内に、
店舗を構えている”あの保険屋さん”です。



”自分の保険を見直してくれたり、
一番適切な保険を数十件の中から
選んでくれる親切なショップ”




このような印象をお持ちかもしれません。

ですが、そんな印象を持っている人ほど、
保険ショップには行かないほうがいいです。



一昔前の保険屋さんというと、
保険会社のセールスレディーが来て、
仲良くなって加入するというのが一般的でした。

気持ちはすごーく良くわかります。


綺麗なお姉さんと話してると、
ついつい楽しくなってカッコつけて
お財布の紐も緩んでしまいますから。


ですが、
最近では彼女らから入ると
高い保険に入らされると察知し、
避けている人も多いようです。

私も同感です。



「保険ショップを利用して
保険に入るほうがよっぽどリスキー」




じゃないかなと思っています。


彼らのビジネスモデルを
考えてみて欲しいのです。

彼らは幾つもの保険商品の中から、
お客様にあった保険を選んでくれて、
提供してくれる・・・

確かにそうなんですが、
彼らのキャッッシュポイントは、

「保険が売れた時の仲介手数料」です。

そして、この手数料は、
保険商品によって差があるということを
忘れてはいけません。


私も営業をしていたのでわかりますが、
営業マンは基本的に最初から
売りたい商品を決めています。

それは、もちろん
「単価の高い商品」です。

それで、いかにその商品が
お客様にとって価値があるのかを
淡々とお伝えするのが基本です。


つまり。


「保険ショップの担当者は、
自分に一番合った保険を選んでくれる
というのは大きな勘違い」



とまでは言わないですが・・・

あくまで”可能性として”、
ショップ担当者が顧客の利益よりも
自社の利益を取りに行く可能性は
十分にある、という話です。


事実、2014年に法改正が行われ、
保険ショップの担当者がお客様に
”誤解を与えないような販売方針”へ
是正されました。

これはどういうことか?

そうそう簡単に変わることのない、
法律内容を変える必要があるほど、

「保険ショップがお客様に誤解を与えていた」

ということです。


確かに、複数の保険商品を並べて、
一番適切な商品はこれです、と言われたら、
知識の少ない人は言われるまま加入しますよね。

「選んでもらう」

「任せる」


という姿勢での臨んでしまうと、
どうしても相手にマウントを
取られてしまいがちです。


そうならないためにも、
最低限自分の力でリサーチをするのは
欠かせない作業ですよね。


投資でも保険でも、どうせやるなら
最低限のリテラシーをつける。


失敗したくないなら、
それくらいの時間と労力は
割いてしかるべきかと思います。


それでは!




名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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