「どど物件がいいでづか?」【一般社団法人フリードデスク】


「どど物件がいいでづか?」



青森から上京した18歳女性の賃貸物件を
一緒に探すという日テレの番組がやってました。

青森出身の子ということで、

「どど物件がいいでづか?
(どの物件がいいですか?)」

みたいな地方のなまりが可愛いな
と思いながら見ていたのですが、、、

で、当初彼女は、
家賃や立地条件、部屋の広さや間取り、
綺麗さなど物件条件が複数ありました。


ただ実際に足を運んでみると
「思い通りの物件が見つからない」
ということで少しずつ条件外しをしていくのですが、

結果的に幾つかの妥協点を見つけて
東京の一人暮らしを開始することに
なったみたいです。


これ、賃貸物件選びでもそうですが
投資物件選びでも同じなんですよね。

できれば家賃が高く取れる立地で
部屋の広さもまずまずなところ。

そして築年数はあまり経過していない
綺麗な物件を誰もが選定したいものです。

ですが実際にやられた事ある方なら
ご存知かと思いますが、
そう簡単に求める条件の物件は無い
ものなんですよね。(笑)


結局、青森から上京してきた
女性と同じくどこかで妥協点を見つけて
物件を購入することになります。

ただ中には少し横着になって
自分が住む物件だとしっかり
内見とかするはずなのに、

投資物件になると、
なぜか内見すらせず間取り図だけで
購入してしまう人が多くいます。


これ、私のクラブ生の中にも、
実際に過去にいたのですが、
「投資物件を見に行かない・・・」
という人が一定数出てくるんですよね。

そしてそういう人に限って、
不動産営業マンにうまいこと誘導されて
実りの少ない物件を掴まされるものです。


私は、賃貸物件も投資物件も
『表面上では見えない部分』がある
と思って見ています。

例えば、ご近所さんやお隣さん。
その土地の空気感や人柄など・・・

そういった間取り図だけでは
決して見えない部分に大事なことが
隠されていると思っています。


青森から上京した女性は
特に東京の土地がわからず
隣人にも不安を抱えていたからこそ
すべての物件を内見してましたが、

実は、これが絶対に欠かせない
物件選びのポイントなんですよね。


特に不動産投資となると、
考え方として誤解されがちですが、
不動産投資は将来楽をするために
今も楽するというものではありません。

『将来楽をするために今苦労する』

というのが
一番近い考え方だと私は思っています。


不動産投資の物件を選ぶときには
単純に間取り図だけで判断するのではなく、
実際に足を運んでその場の空気感やご近所さん。

他にもその土地に住む人の人柄など
そういった目に見えない部分にも、
気を配ることが大切です。

それでは、また!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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