不動産投資で自己破産が増えています【一般社団法人フリードデスク】


投資案件の中でも、
比較的安心なものの一つに、
不動産がありますよね。

現物資産ですし、
毎月の家賃収入が見込めるので
興味ある人は多いと思います。


ただ、そんな中で今、
不動産投資に手を出したために、
破産する人が急増しているそうです。

それは不動産契約の一つ、

「サブリース」

が関係しているとの事です。


サブリースというと、
毎月の家賃保証という、
イメージがあると思います。

確かに大雑把にいえば、
それは事実なのですが、、

問題点はサブリースの
「契約内容」にあります。


どういうことかというと、
サブリースの謳い文句として、

「30年間一括借上げ」

といった表現が使われます。

つまり、
「30年間はあなたの、
 家賃収入を保証しますよー」
というようなことです。


ただし注意点として、
サブリースの契約書の中に、

「但し、家賃保証は、
 10年を過ぎたら2年毎に見直す」

といった記載が、
書いてあることがあります。


つまり、こういうことです。

30年契約のうち最初の10年間は、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
最初の契約通りの保証をするけど
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
それ以降は家賃収入が減ることがある
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~




その結果。

この意味合いを理解せず、
契約した方が毎月のローンを支払えず、
物件を手放し最悪の場合は破産、

という結末に陥っているそうです。


これは、不動産会社の、
責任でもあると思いますが、

実際に融資した銀行が、
細かい部分までチェックせず
お金を貸していることにも問題があると
私は感じています。


日銀のマイナス金利で、
銀行の収益が減っている昨今、

少しでも消費者からお金を吸い取ろう
とする銀行の態度が、
読み取れるのではないでしょうか?


そして、もう一つ言うと。

銀行はお金を貸した人が、
自己破産しようがしまいが、
正直関係ありません。


「いやいや、自己破産したら、
 貸したお金が返ってこないですよね」

と思われたかもしれませんが、
それは違います!

銀行はオーナーの物件や土地などを
担保にお金を貸しています。


つまり、仮に自己破産して
貸したお金が返ってこなかろうが、
担保にしていた物件や土地が手に入るので、
銀行側の痛みはあまりないのです。

むしろ「金利で稼いで物件や
土地まで手に入ってラッキー!」
という感じ。


銀行が融資を決めるOKラインと、
オーナーが返済可能かどうかの
OKラインは異なります。

そこを履き違えてしまうと、
不動産投資は痛い目を見ます。


もしかすると、ローンを返済できずに
自己破産になった人は、

「銀行さん・・・
せっかく融資してくれたのに、
返済できなくてすみません」

なんて思っているかもしれませんが、
最終的に銀行は得しかしていない、
という事を忘れてはいけません。


結局のところ、投資の安全性を
正確にチェックできるのは
自分自身しかいません。

不動産投資をやるなら、
こういう事実もあらかじめ
知っておいた方がいいですよ。

それでは!

フリードデスク代表 大石


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名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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