不動産投資はもう終わった?【一般社団法人フリードデスク】

日本人口は2004年の
1億2800万人をピークに、
毎年、減少の一途をたどっています。

「2013年、1億2700万人
 2017年、1億2600万人」

そして統計局の発表によれば、

「2050年には9700万人まで減少する」

と、言われています。


これは何を意味するかというと、

「空き家の増加」

を指しているのです。


日本人口が減少すれば、
今まで住んでいた人が減っていくので
空き家が増えるのは当然の話です。

そうなると、賃貸物件を借りたい
という人が減少することが、
予想されますよね。

実際一つの論調として、

「日本での不動産投資は、
 もうダメだから手を出すな!」

と語る人がいるほどです。


ですが、この論調に対して、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私は否定的な意見を持っています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



もちろん日本人口が
今後減少していくのは当然でしょう。

ただ、だからと言って、
国内での不動産投資が終わる、
というのは早計です。


「産業の空洞化」

という言葉をあなたも、
聞いたことがあるのではないでしょうか?

これは、生産拠点が海外に移ることで、
日本産業が衰退していくことを指しています。

まさに、人口減少が起きることで、
日本国内でもこの産業の空洞化に似た
現象が起こると予想しています。


それは地方の人口が都心部に移動して、
より一層人口が減り続けるということです。

ただその一方で、
東京や大阪、名古屋などの都心部は、
より一層人口が集中すると思っています。


事実、総務省のデータによると、
1955年から今現在に至るまでに、
都心部では約20%以上の人口が増えています。


ということは、
今よりも人口が増える都心部では、

「不動産投資の可能性がより大きくなる」


ということがわかりますよね。

なので、こうした現象からも、
全体的には不動産投資の件数は減るかもですが、
戦略を練っていけば問題はないと思っています。


「日本人口が減少する」

といった一部分の情報にとらわれてしまうと、
偏った行動や選択になりがちです。


ですが。

今回お伝えしたように、
都心部の人口は増えているわけなので、
見方を変えれば不動産投資の需要は
増加すると捉えることも可能なのです。

貯金だけで資産形成が難しい
という人にとって、不動産投資は
数少ない選択肢ですからね。

簡単に諦めるのはもったいないです。


ですので、情報を収集する際には、
一方向ではなく多方面から調査を行い、
客観的な判断をするのが不可欠ですよ^^

ではまた!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

ページの先頭へ