ガン保険って必要?【一般社団法人フリードデスク】


「あ〜ふらっく!」



としゃべる白鳥で有名な
保険会社、アフラックがありますよね。


あの会社が、面白いデータを
代理店向けに公開しています。


これは”ガンにかかったことのない人”を
対象にガン治療に必要な費用の
イメージをまとめたものです。

結果として、



「43.2%が300万円程度の費用が必要」



と回答したようです。


確かに、ガンの入院と聞くと、
時間だけじゃなくて、
莫大な費用がかかるイメージですよね。

しかし、実際に、
”ガン治療の経験のある人”に調査した結果、


「36.3%は50万円以下だった」


と回答されたそうです。


そして、300万円程度と
回答した人はわずか6.9%だけ。

この結果をご覧いただくとわかりますが、
ガン治療に対して多くの人は、
間違った認識を持っているのです。


つまり、
ほとんどの場合ガン治療費は、

「50万円程度準備できれば大丈夫だ」

ということです。


こんな発言をすると、
保険関係者に怒られそうですが、
誤解を恐れずに言うと、

わざわざガン保険に加入する意味は、
ないんじゃないのか、
というのが私の意見ですね。


ただ、その中には、

「いや、私は保険を運用の
 一つとして捉えています」


という方もいると思います。

ただ、そういう方は注意が必要です。

というのも、
運用先として日本の保険商品以上に、
効率面の悪いものはないからです。


保険料の中には、

「付加保険料」

と言って保険会社の事務手数料が
予め含まれているのですが、

中には、保険料の5〜6割を
付加保険料で占めている
というのもある程です。


よく私のオフィスにも、
保険のセールスマンがやってきて、

「保険を運用として見ながら、
 万が一の時の保障としていかがですか?」


といったセールストークをしますが、
保険以上に非効率な運用方法はありません。


資産運用するのであれば、
他の利回りのいい案件に、
投資したほうが100倍いいですね。

ということで、、、

イメージとデータに大きな乖離が
あることがお分かりいただけたと思います。



ガン保険は本当に必要なのか?



きちんと内容を見極めた上で、
判断することをオススメします。


では、また!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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