月収30万円のネットカフェ住民【一般社団法人フリードデスク】

ネットカフェ利用者の8割が
1ヶ月以上の長期利用だそうです。

1ヶ月以上ネットカフェに居続ける
ってすごいことですよね。



それ、、もう家じゃん!!

カフェじゃなくてハウスでしょ。

という話です。(笑)


しかも最近では
ネットカフェの長期利用者に
普通の仕事をしている人も
多いのだそうです。

例えば、建築関係の仕事をして
月30万円を稼いでいる人も、
長期利用者にいるということ。


確かに建築作業員は
数ヶ月毎に現場が移動しますから
その度に引っ越すのは大変ですよね。

そういった意味では、
気軽に寝泊まりできる
ネットカフェは適している
のかもしれません。


私も学生だった頃、
大阪旅行とか東京旅行しては
ネットカフェに宿泊してた事が
たまにあったので分かるんですよね。

安いのにドリンク飲み放題だし
漫画もネットも使い放題だし・・・

そりゃ、普段使いしたくなる人も
出てくるよねって話です。


でもこういった側面を見ると
日本が『多様化』してきている
ということを実感します。

一昔前の宿泊場所といえば、

・家
・ホテル

だったと思いますが、
今はどうなったかというと、、

・家
・ホテル
・エアビー
・ゲストハウス
・スパ
・ネットカフェ

といった状況です。


消費者側にしてみたら
選択肢が圧倒的に増えて
生活が便利になりました。

ただ事業者側にしてみたら、
「自社が選ばれづらくなった」
という訳です。

選択肢が増えれば
その分確率的に利用者数が
減少してしまうのは当然の事です。


ですので今後、
ビジネスを回していく上で
私たちが大切にすべきことは、

『いかに消費者の脳内に入り込むか?』

だと思っています。


例えば、
「来週から大阪出張だ。どこ泊まろう?」
となった時に消費者の選択肢の候補に
組み込まれる努力が必要ということです。

そのためにやることとして
例えば広告を打ったり、
情報発信をしたり直接交流を取ったり・・・

消費者との距離を近くする作業が
どの企業も欠かせないと感じています。


それは、うちの会社も同じで
今までも情報発信やブログ、
定期的な勉強会はやってましたが、
今まで以上に力を入れていこうと
社内でも話し合っています。

これらって、
準備や事前打ち合わせなど
膨大な時間と労力を使うんですけど
でも、それをやらないと今の時代は
置いてけぼりをくらうと思います。


なので、

「いかに消費者にインパクトを与え
 記憶に残し脳内の引き出しに
 自社を保管してもらうか?」


ということを意識的に
取り組むことが各社大切だと
個人的に考えています。


世の中が多様化し
便利になっていくことで
顧客の奪い合いが激化します。

その結果、他業種でさえ
競合になることもあり得ます。

誰が敵になり顧客を取られるか
わからない時代だからこそ
世の中の動きに合わせて変化を
し続けないといけないと感じてます。


『昨日の敵は今日の友』という言葉がありますが
ビジネスの世界では平気で『昨日の友は今日の敵』
が起きちゃうんだよなぁ。

では、また!




名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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