銀行のアレのせいで自己破産者が続出!【一般社団法人フリードデスク】


金融庁が銀行に
立入り検査したそうです。

どうやら、ニュース記事によると、
銀行系カードローン利用者による
「自己破産者が近年続出している為」
とのことです。


ローンと聞くと、
消費者金融を想像する人が多いですが、
最近流行っているのが、
『銀行系カードローン』です。

三菱UFJやみずほなどの
カードローンと聞くと、
テレビCMが流れているだけじゃなく、

「銀行」の名前が付いているだけに
安心・安全という印象があると思います。


ですが、コラムニストの中には、

「銀行系カードローンは
 銀行の名を使ったサラ金」


とまで言って批判する人がいるほどです。


実際、最高裁判所の調べによると
銀行系カードローンが流行りだしてから、

「自己破産件数が前年比781件増」

となっているそうです。

なので私も、
計画を立てない上での、
銀行系カードローンの利用は
あまりお勧めはできませんね。


でも、なぜ銀行まで、
サラ金と同じ事業に
手を出し始めたのでしょうか?

その理由はたった一つです。


日銀のマイナス金利のせいで、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前のように利ざやが取れなくなったから。
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そのため、新しい事業の一つとして
カードローンからの収益モデルを、
積極的に取り入れたわけですね。

ただ、正直なところ、
少し言葉はキツくなりますが、

使い方を間違えるとサラ金以上に
銀行系カードローンの方が、
利用者の状況を悪くする可能性があります。

なぜか?


2010年の法改正によって、
貸金業者は年収の3分の1を超える
貸付が禁止されました。

つまり、年収300万円の人に、
最大で100万円までしか貸付られない
ということです。

これは貸金業者にとっては
痛手でしょうが、
消費者を守る法律として
とても素晴らしいと思います。


ただし!

貸金業者ではない銀行には、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この法律が適用されないのです。
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なので、現状は、
サラ金以上に銀行のほうが、
多額のお金を貸付けできるのです。

これ、ちょっと怖いですよね。


なので、冒頭でお伝えしたような、
金融庁の立ち入りが入るのは
当然のことだと私は見ていました。


私はいつも借金をお勧めしてますが、
こういう時だからこそ、
その意味合いについても理解して欲しいです。

お金がないから、
借金をするのではなく、

「お金を増やすために借金をすべき」

と言っているのです。


なので、カードローンでお金を借りて、
明日の生活費をどうにかしよう・・・
というのはやめてくださいね。

投資家がカードローンを利用する際は、
あくまでも貸付金利以上の利回りで
運用する当てがある状況が最低条件です。

それでは!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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