自腹で825万円分を寄付するキチガイ男【一般社団法人フリードデスク】


自著825万円分を自腹で、
全国の図書館に寄贈するオトコが現れました。

あなたもご存知かもしれません。

芸人であり、
絵本作家であり
ビジネスマンでもある、
キングコングの西野さんです。



出版社の業績不振は
もうずっと昔から言われていて、
出版業界全体で言うと、
ここ5年で1兆2500億円もの
売上げ減とされています。

ハッキリ言って、出版業界はかなり苦しいです。

スマホやタブレットの登場による
「書籍離れ」が今の時流なので、
仕方のないことなんですけどね。


そして最近では、
自分らの売上げ不振を他のせいにする、
他責的な出版社も多いみたいで、

例えば、
「出版社の不振の原因は図書館のせいだ」
という出版社も少なくないようです。



図書館での文庫本の貸し出しが、
売上げ減に影響を与えているとして、

「図書館に対して文庫本を貸し出さないでほしい」

と懇願する出版社も現れるほどのようです。


これは、
ちょっと笑っちゃいますよね。

むしろ今の時代、
書籍に触れるチャンネルを増やすことで、
SNSで拡散され多くの人の目に行き渡るわけですから、
幅広い場所へ展開することは必須だと思います。



なので誤解を恐れずにいえば、
今の出版社の行為は、
「ダサイ」という言葉がピッタリですが、
それは私だけではなく、
西野さんも同じ意見のようです。



西野さんは、

「図書館で本を読む時間を増やすことが、
 読書人口の母数を増やし出版業界を後押しする」


と語っています。

そして、それを証明するために、
西野さんは図書館に自著を寄贈することで
売上げアップを狙っているようです。



彼は以前にも、
無料で絵本を公開したりもしているので、

「今どこに投資をするべきか?」

という事をしっかり見極めて、
ビジネス展開をしているんだと思います。


確かに、無料で絵本を公開したり、
自著を図書館に寄贈したりすると、

元々購入する予定だった人が、
お金を出さないことになるかもしれません。

それって一時的に見たら、
売り上げを下げる事になりそうなので、
躊躇してしまいそうですよね。


ですが、それって、
Facebookやインスタ、Twitterなど、
誰もがSNSに登録して日常を拡散する現代で、
かなり効果的なやり方だと思うのです。


目の前の結果だけを追っていたら、
西野さんの展開は絶対にできないですが、

長期的な視点をもっていると、
時間差で自分に利益が返ってくる
素晴らしい投資の仕方です。


そういった意味で言うと、
西野さんって、

芸人であり、
絵本作家であり
ビジネスマンでもあり、
さらには・・・


「プロの長期投資家」

でもあると私は感じています。



積立投資や保険などの投資案件って、
一気に莫大な資産が手に入る訳ではないですよね。


時間が経過するごとに、
じわじわとその効果が出てきて、
気づいた頃には大きな資産になっています。

そういった視点で言うと、
長期的な視野に立って展開している
西野さんがやっているビジネス展開も、
投資と同じ見方が出来ると感じた次第です。


改めて思いますが、
成功を収めるビジネスマンも投資家も
視点は同じなんですよね。


それでは!

PS:
写真は静岡県から来ていた投資家コミュの
メンバーさんからいただいたお土産です!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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