待ち時間0秒のテイクアウト【一般社団法人フリードデスク】

今後はテイクアウトですら待ち時間がなくなります。

ダイエット中なので最近はいかなくなりましたが、
マックやケンタッキー等のファーストフード店に
「テイクアウト」ってあるじゃないですか。


このテイクアウトで
唯一デメリットをあげると、
注文してからの待ち時間。

マックとかは5分くらいかな・・・

それでも短いとは思いますけど、
ビジネスマンはこの時間も勿体ない訳で
そんな待ち時間が今後0秒になるかもです。


テイクアウトの事前注文アプリ
「PICKS」というのが今月リリースされたのですが
このアプリを使うと、

事前注文が可能になり、
待ち時間0秒でテイクアウトができるらしいです。


めっちゃ便利ですよね。

ビジネスマンには持ってこい。(笑)



ただ、なんかあれですよね。

最近の飲食業界は、
美味しさ追求よりも便利追求に
走っているんですかね。

高級店がデリバリーを始めたり
スマホ充電用にコンセントを貸し出したり、、、


もちろんそれも有りだと思いますが
私的には、「NO」なんですね。

特に、便利に便利を重ねても
あまり意味がないんじゃないかなと思うんですよ。

というよりも、便利に便利を重ねてもその先には
失敗が待っていることが多い気がしています。



例えば、その失敗例の一つに
「テレビリモコン」があります。

テレビのリモコンは、
あなたの家庭にもあるでしょうが
最近のリモコンを見るとアレもコレもという感じで
たくさんボタンがありますよね。


ちなみに、うちのリモコンには

・IPTV
・リンク
・検索
・ch番号入力
・静止

とかいう今までに一度も使ったことのない、
そもそも使用用途すらわからないボタンが
他にも20個くらいあります。(笑)


使ったことがなければ正直な話、
無くても問題がないわけで、
それって商品としてどうなの?
と思うんですよね。


ただ、業者の言い分的には、

「たくさんあったほうが便利っしょ。
 どう?すごくね?こんな機能もあるよ。
 うちは30個もボタンつけたよ。」

みたいなことなんでしょうが、、、


結局この発想こそが
ユーザー視点に立ってない訳で
「自己満」に過ぎないんですよね。



日本シェア7割を占めている
iPhoneを見てもらえば分かるように
本当のツーザー視点はシンプルであり、
わかりやすさなんだと思います。

次期iPhoneなんて、
ボタンすらなくなるという
噂も出ていますよね。


なので厳しいようですが、
先進国の日本でユーザーに求められる
「新しさ」を造るのはとても大変だと思います。


「物のない時代」は物を作るだけで商品は売れました。

でもそれは、
「物で溢れている時代」には通用せず
思考転換が求められる訳です。


物を作るではなくて、物を造ること。

つまり、業者側はユーザーの脳内にアクセスして
ユーザーの欲している商品を創造する力が
今後必要になってくるんだと私は思います。


では、また!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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