年収70億円の馬【一般社団法人フリードデスク】


「馬」

って一体どれくらい儲かるか知ってますか?

馬主が近くにいないと
詳しいことはわからないと思いますが
先日コーヒーを飲みながら新聞を読んでいたら
衝撃的な数字を見つけました。


ディープインパクトという馬は
とても有名なのでご存知だと思いますが
この馬が毎年稼ぐお金。

それは出走手当やレースでの賞金以外に
「種付け」と呼ばれるいわゆる
交尾にもお金が発生するそうです。


いい配合をすればいい馬が産まれる。

そのために大金を出してもでも
結果を出す馬と交尾させたがるということです。

ではあの有名なディープインパクトの
種付け料はどれくらいかというと、


なんと!

4000万円

なんだそうです。(笑)


しかも昨年は3000万円で231頭に
種付けしたので単純計算で約70億円です。

ディープインパクトを交尾させるだけで
毎年70億円の収入が入ってくるということ。



これ、エゲツ収益モデルですよね。(笑)

競争馬を引退しても成績の良い馬は稼ぎ続けるので
LTVがかなり高いビジネスモデルです。

私も経営者として他社のビジネスモデルには
常にアンテナを張っているのですが
馬って一種の「設備投資」なんですね。

工作機械を購入すれば数十年間で
何百億円ものお金を生み出すように
馬を購入してうまく回れば大金が入ってくる。

あまり触れない業界なだけに良い勉強です。



私も一社、不動産会社をやってますが
だからと言って不動産業界だけを見るというのでは視野が狭く
荒波の激しい社会に置いてかれると思っています。

SoftBankの孫さんもよく言ってますが
「組み合わせ法」を意識することが経営者として大切です。

つまり、
他社が実際に収益を生み出している
既存モデルを掛け合わせて
1つの新しい商品やサービスを作る
ということです。


実際、私がやっている不動産会社は
「不動産」と「医療のセカンドオピニオン」
を掛け合わせたモデルです。

一般的な不動産会社は
物件を紹介してハイ終わり!
みたいな感じですが、

それだと本当に良い物件かどうかわからない
ということで私たちが仲介に入って
セカンドオピニオン的な役割を果たす
ということで動いています。

このように弊社でも「組み合わせ法」を
取り入れた事業モデルだからこそ思うのですが
事業をやる上で斬新なアイデアなんて
まったく必要ないんですよね。


必要なのは、
既存モデルと既存モデルを掛け合わせて
新しい1つのサービスを作ること。

なんなら多くの人が斬新だと思っている
あのiPhoneだって組み合わせ法ですからね。(笑)

「携帯電話」と「ネット」の掛け合わせ。


なのでこれは会社の経営層の方に
お伝えしたいことになるのですが
事業をやる上で大切なのは、

アイデアでも新しい発想でもなく
「他社研究」です。

他社を研究しいかに自社に取り入れるかというのが
企業発展をしていく上で欠かせない行為だと私は考えています。

それでは、また!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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