日本でガン発症率が高い理由【一般社団法人フリードデスク】


「2人に1人はガン」は嘘です。

よくガン発症率が日本は
異常に高いと言われていますが
ここには裏があります。

がんセンターの調べで
確かにガンで亡くなった人は
2016年で37万人います。

ですがこのうち
「9割以上は60歳以上の高齢者」
ということが分かっています。

そして40歳が10年以内にガンになる確率は
たったの2%以下というデータもあります。


世間的にガンと聞けば、

・治りづらい
・怖い
・発症率が高い

という印象があると思いますが
そもそもガンになるのは高齢者が多い
という事実があります。

それもガン細胞は、
高齢化とともに進行スピード_が弱まり
仮に60歳時に発症してもガンよりも
寿命でなくなる方の方が多い事実もあります。

医学的にはガンを発症したらガンが主因ではなくても
ガン死と見なされることもあるようです。



日本では特にガンに対して
恐怖心が強いですが海外では
日本ほどガンに対して
恐怖心は大きくないようです。

数値的な話をすると、

「日本人のガン死亡率はアメリカ人の1.6倍」

もあります。

確かにこの数値だけをみて判断したら
日本はガン大国と言われてもおかしくないでしょうが、、、

忘れてならないのは、
日本は世界トップクラスの高齢化社会
だということです。


冒頭でもお伝えしましたが、
“ガンは高齢者の病気”ともいえます。

ですので日本でガン比率が高くなるので
国民比率を考えたら当然のことです。



そしてもう一つ言えば
高齢者になればガン細胞の
進行速度が遅くなります。

実際、私の友人のおばあちゃんで
ガンになったけど10年近く何も変わることなく
生活していたという話を聞いたこともあります。


そして私も今年結婚をして、
守るべきパートナーができたのでそういう意味では
保険とか真剣に考えているんですね。

自分が病気になった時のこととか、
ガンになって動けなくなったときを考えて
ちゃんと備えないとな、といった具合に。

ただそんな中で調べていくうちに、

「ガンだけど普通に生活できる」

というのがあまり公にされないけど
1つの研究結果としてあるようです。


なので
「ガンを発症したら人生終わり。」
みたいなのは造られた話と考えるのが
適切だと感じています。


つまりポジショントークということ。



・日本人は2人に1人がガンになりますよ!


・しかもガンになったら多額の入院費がかります。


・だから今のうちに備えてくださいね。



という流れですね。

もちろん保険も商品である以上
市場で戦わないといけません。

そうなるとマーケティングが必要だから、
ポジショントークも必要なんでしょう。


生命保険文化センターというところが
おこなった調査によると、

「日本人既婚者の6割がガン保険に加入」

というデータも出ています。


こうした部分を見渡しても
ガンの危険性を周知することで
市場がどう動くのか見えてきますよね。

もちろんガンへの対策は必要でしょうし
対策をして損はないと思いますが、
私たちの周りには歪んだ情報がたくさんある
ということを知っておくべきです。


「9割以上の高齢者が発症するガン」を
「日本人の2人に1人が発症するガン」、

という具合に言っても、間違いではないですが、
誤解を生んでしまう表現に情報が
組み替えられることがあるのです。

ですから着色された情報ではなく
生身の情報を体内に吸収して
オーガニック体型を作り上げる事が世の中を
ニュートラルに判断する上で欠かせないですね。

それでは、また!




名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

ページの先頭へ