日本破綻は、誰にメリットがあるのか?【一般社団法人フリードデスク】


日本破綻論は実際のところ、
どうなのでしょうか?


日本が破綻する、破綻しない
という意見はそれぞれありますし、
論者によって様々でしょうが、、、


ポイントは、「日本は財政破綻する」
と発言することで、

・誰が得をするか?
・誰にメリットがあるか?


を、考えることだと思います。


例えばですが、

「日本の財政は今とても危機的状況だ。
 このままじゃ、いつ破綻してもおかしくない」


という話をメディアなどを通して、
日本国民の耳に入れることで、
どのようなことになるかというと・・・

おそらくですが、
この話を聞いた国民の多くは、

「このままじゃマズイ。どうしよう」

という気持ちになりますよね。


そして、このような状況で、

「だから、この危機的状況を解決するために
 増税をしないといけない、
 保険料もあげないといけない」

このような対応で、税収を上げていくことで、
少しでも国の財政面を豊かにしましょうと、
言われれば、


「それだったら、増税になっても仕方ないな」


と少しくらいは、
思ってしまうものではないでしょうか?


そう、、、つまり、
私が思うに日本の財政難を声高に言って
一番得をするのは税収を増やせる

「日本政府」だと思っています。


そう考えると、
日本破綻論を主張するメディアや
本の著者、コメンテーターなどは、
政府の息がかかった人間なんじゃないか?

あるいはは、この手の主張をするのは、
他には「海外ファンドの販売者」なのかな?

・・・なーんて、
妄想力を膨らませたりもします。

それ自体に根拠はないですが、
メディアを通じた情報発信て、
必ず誰かの意図があるので。


「日本は危ない。
このままいけば日本は破綻する。
だから海外の投資に資産運用しよう!」


という話を展開すれば、
何となくもっともらしい展開に、
話を持っていくことができますよね。

そうやって不安を煽って、
不動産や妙な仮想通貨を
セミナー売りしている人達も
たくさんいますし。


もちろん、
全てがそうとは言い切れませんが、


「尖った主張をしている場合、
 誰が一番得をしているのか?」



ということを、
常に考えて欲しいのです。


そうする事で、
感情を煽られて右往左往する事は
まずなくなります。


それではまた!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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