親の言うことを聞いてはダメです。【一般社団法人フリードデスク】

子供の就活に口を出したい親の割合は
「81.7%」あるそうです。

まあほとんどの親御さんが
子供の就活を心配している証拠
なんだと思います。


親はいつまでたっても親ですし
私もよく両親からLINEがきますしね。

「ご飯食べてる?」
「奥さんと喧嘩してない?」
「会社はどう?」

みたいな。(笑)



なので親心は理解しているつもりですが
その上で言わせてもらうと、、


子供は親の意見を鵜呑みにしない方がいいです。
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私がそう思っている理由があるので
少しだけ聞いてもらえますか?

まず親世代の常識と流行は、
子世代の常識と流行とは同じではないですよね。


簡単な例を挙げると
親世代の頃流行した漫画に
『ドラゴンボール』がありますが、

子世代の今流行している漫画って
『ワンピース』ですかね。

まあ私はドラゴンボールもワンピースも
両方とも好きですが。(笑)


また親世代の常識は
「貯金しろ!」ですが、

子世代の常識は
「銀行預金は一旦考えろ!」です。


事実、親世代の定期預金は、
6%とか良い時で10%の時もありました。

なので、あの頃に貯金していたら
100万円が翌年に110万円。

1000万円が翌年には
1100万円になっていました。


なので、こうした高利回りの
銀行預金を経験された親世代にしてみたら
銀行預金こそ安全なお金の預け先だった訳です。

そのため彼らにしてみたら
「貯金は絶対にすべき行為」でした。


ですが、今の銀行金利は0.001%です。

100万円を預金したところで
翌年はわずか10円増えるだけ。


親世代は10万円プラスでしたが
子世代は10円のプラスだけです。

これが「時代の変化」というやつで
昔と今では様相が全く違う一例となります。



こうした理由から親世代の常識や流行を元に
今の子にアドバイスをしてもそれは、
状況が違うので参考になりづらい訳です。

実際、「親世代の就活状況」と
「今の就活状況」も様相が大きく異なります。


これを聞くと、
懐かしく感じる方もいるかもですが
親世代の就活状況としては

会社の方が就活生を労わり他社に持ってかれないように 
内定式まで海外研修と称して内定者を海外旅行に連れて行くとか・・・

今じゃ考えられない状況がありました。


ですので、これは
親世代の方にお伝えしたいことなのですが、

お子様を大事にされるためにアドバイスするにしても
その場合は過去の経験や体験から話すことは避けるべきです。

_今の世の中の動きを考慮した意見を
お子様にお伝えしてあげて欲しいですね。

では、また!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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