海外で自分の身に起きた流血事件【一般社団法人フリードデスク】


今、香港に来ています。


昨年の11月にも来たので、
今回で二回目です。


去年はフィリピンにも行きましたし、
他にもいくつかの国に仕事や
プライベートで足を運びました。


ただ、致命的な事に私は
英語が全くできません。


どれくらい出来ないかというと、、、




例えば、去年フィリピンに行った時の話です。



深夜、ホテルで瓶ビールを
開けようとしたんですが、
栓抜きがありませんでした。


その日、仕事で疲れきっていて、
どうしても寝る前にビールを
飲みたかったのです。

なので、あらゆる手を尽くして
栓を開けようとしました。


歯を使ったり、
スプーンを使ってみたり、
色々試したのですが、開かず。



最終的には、力任せに開けようとして、



ぴっ!!!



と、指を切ってしまったんです。

これがまた、
血がダラダラ出てしまいまして。


急いでカウンターに電話をして、
状況を説明しました。


英語ができる仕事仲間はすでに
別の部屋で寝てしまっていたので、
私のカタコト英語でなんとか
対応するしかありませんでした。




「アー、ビール?

オープン?

ピ!アウチ!オー!イタイ!

バンドエイドOK?」



・・・


もちろんこれでは伝わらず、
血を流したままカウンターまで行き、
指を見せて同じ事を言ったら、
なんとか通じました(笑)




百聞は一見にしかず!




それに対して係員が
英語で何を言ってるかは
よくわからなかったですが、
なんとなく、


「とりあえず部屋で待ってろ」


的な事を言ってきたので、
大人しく待っていました。


すると10分くらいして、
男女の二人組が部屋の前まで
やってきました。



係員の男性と、白衣を着た女性です。


中に入ってくるのかと思いきや、
なぜか「こっちにこい」的な
ジェスチャーをしてきました。




「こっちは怪我してんのに」




と思いつつ、一向に入ってくる
気配がないので素直に従うと、
部屋の外(廊下)で女性が
応急処置をしてくれました。


後で話を聞いた所によると、、、


宗教的な理由?で未婚の女性は
男性が泊まる部屋に立ち入れないらしく、
そのせいだったようです。
(じゃあ男の方は問題ないだろって話ですが)


女性は部屋には入れないから、
男性係員がセットでついてきたという
よくわからないシステム(笑)



結局、男性係員は帰り際に


「ヘイ」


と言って栓抜きを私に渡して
ドヤ顔で帰っていきました。



「あんた栓抜き持ってきただけじゃん!」



と思いつつも、
それを英語で言うスキルもないので、
しっかりとお礼を言いました。


私「センキュー」
男性係員「ユアウェルカム」


これが、その日初めて
まともに通じた会話でした。




私はそれくらい、英語ができません。

いつも造語や擬音を連発して、
現地の人々を困らせています。

でも、毎回なんとかなってます。

言葉の壁なんて大した事ありません。
なんなら今はグーグル翻訳や、
外国語対応のアプリもあります。


なので・・・




投資家ならもっと積極的に
海外に目を向けていいのでは?





英語なんてできなくても大丈夫だよ!

そんな話でした。では。

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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