なぜ、塩に価値が生まれたのか?
それは過去、物物交換をしていた時、
「塩と布」「塩と魚」というように、
別の物と交換が可能になったからです。
それと同じことが今の世界でも言えます。
例えば、仮想通貨。
ビットコインは当初、
何も価値を持っていませんでした。
斬新な機能はあれど、
その価値を理解できる人が
ほとんどいなかったのです。
(わかっていた人たちは
その恩恵を受けて仮想通貨長者と
なってしまいましたが・・・)
まだ誰もビットコインの存在を知らない時に、
「1ビットを●●万円で交換するよ」
と言われても交換してくれる人なんて
普通は出てきません。
ですが、今ではどうでしょうか?
ビックカメラやDMMなどの大手企業が参入し、
現金の代わりとして支払い可能になりました。
1回でも「ビットコインと何かの交換」
が可能になればそこからビットコインに
価値が生まれるわけです。
もちろん、これは
仮想通貨に限った話ではありません。
世の中のものすべてに共通して言えることで、
「その物に価値が生まれる瞬間は、
別の何かと代替可能になったとき」
ということです。
今、ビットコインやイーサリアム、
リップルなどの仮想通貨が流行っていますが、
それと同時に沢山のコインが登場しています。
「Crypto-Currency
Market Capitalizations」
という、仮想通貨の値動きが
見れるサイトがあるのですが、
そこに表示されているコインの数は
現段階で711種あるそうです。
なので、投資対象のコインを
ゼロから探そうと思ったら、
結構大変だと思います。
どれが今後伸びてくるコインか、
自分自身で判断することは、
そう簡単なことではありませんよね。
そこで敢えて大きく出て、
なんとなくの予想で手を出すと、
痛い目をみてしまうでしょう。
そういったときは、
「手を出さない」
と言うのも一つの選択肢です。
投資はギャンブルではないので、
掛け事のような行動はNGです。
待っていれば、
今後伸びてくるコインは、
「何かしら新しい動き」を見せます。
例えばイーサリアムの場合で言えば、
トヨタやMicrosoftが参入した時のように。
何も情報を持ち合わせてない状態で
手を出すのはギャンブルと同じなので、
一呼吸入れることも選択肢に入れておいて下さい。
ではまた!