投資家なら旅好きになれ!【一般社団法人フリードデスク】


「旅をすれば投資家の目は育つ」

これはHISの澤田社長の言葉です。


旅行業で世界各国見てきて
あらゆる社会を覗いたから
持てる1つの視点ですよね。

この表現は、私的に好きです。(笑)


おそらくですが、
澤田社長が仰っているのは、
「俯瞰した鳥の目」なんだと思います。

上空からの鳥の目と、
地面からのアリの目なら、
上から世界を見下ろした鳥の目の方が
人の流れやモノの動きが見やすいですよね。

澤田社長が仰るように、
この上から見下ろす視線って
投資活動する上で欠かせないと
私も思っています。


投資や資産運用の世界では、
どうしても目に入ったものしか
見えない狭い視点に
なりがちなんですよね。

例えば・・・

自分が投資した案件があるなら
その案件の情報ばかり集めたり、
その案件の動きばかりを追ってしまう。

そしてそれ以外はあまり着目しない・・・

これは投資家あるあるなのですが、
だからこそ澤田社長のお言葉が
生きてくると思うんです。


例えば、株の世界で言えば、
「株式市場は経済の先行指標」
だと私は捉えています。

つまり、1つの株価ではなくて
全体の株価を見渡せば、
社会経済の動きが見えてくる
ということ。


もちろん、
未来のミクロ的要素まで
言い当てることはできませんが、
少なくとも予測はできますよね。

それは、あらゆる情報や意見。
そして数字を俯瞰してみることで
浮かんでくるものがあるからです。

だから、一国に留まるのではなく
世界へ旅をすることで初めて見えてくる
経済の動きや社会の動きがあるんだと思います。



最近では仮想通貨が普及し
多くの人を巻き込んでいますが、
彼らの多くは仮想通貨近辺の
情報しか集めていないのが現状です。

例えば、Bitcoinやリップル。

最近話題になっている
ネムに投資したらその動きしか
目につかなくなる・・・

それは仕方ないのですが、
もし私が本腰を入れて仮想通貨に
取り組むとするならば、
ソース集めは幅広く取りに行きます。

それは、
国の経済指標から
世界の経済変動。

そして、FX相場や株式相場など・・・
ありとあらゆる場面からです。


その理由はシンプルで、
「お金の動きを視覚化しやすいから」
ということにあります。

結局のところ、
最近できた仮想通貨市場に
資金が流入しているということは、
「別の市場からお金が移動している」
という意味ですよね。


なので、

「一体どこから資金が流れてきたのか?」

俯瞰した目を持つことで
より的確に市場の流れを
つかむ事ができるようになると
私は考えています。


ですから澤田社長の言う、
「旅をすれば投資家の目は育つ」
という意味合いを考えていただき、

たとえ旅をする時間がなくても
社会全体を俯瞰して見渡す目を
意識してほしいと思います。

それでは、また!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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