渡部さんて44歳だったの!?【一般社団法人フリードデスク】


老後破産に陥る要因として、
よく少子化や資産不足などがあげられますが、
それは、お門違いだと思っています。



私の考えでは老後破産になってしまう、
最大のファクターの一つは、



「晩婚化」です。



最近結婚した人で言うと、、、

お笑い芸人の渡部建さんは「44歳」。

菊川玲さんは「39歳」。

愛しの堀北真希さんと結婚しやがった
俳優の山本耕史さんも「40歳」。


芸能界だけじゃありません。

厚生労働省の調べを見れば、
お分かりいただけるはずです。

現在の男性の平均初婚は31歳で、
女性が29歳とされています。


そして、この平均年齢は、
40年前と比較すると、

「5歳近く」

も上昇しているのです。


結婚年齢が遅くなれば、
当然、出産時期も遅くなりますよね。

第二子を出産するとなると、
男性の年齢は50歳半ばになります。


でもよく考えて欲しいのですが、
50歳半ばってことは、
これから老後を迎えるにあたって、
老後資金の準備には遅すぎです。


子供に掛かる資金で、
精一杯になってしまうという状況です。


つまり、晩婚化が進むにつれて、

「老後生活が送りづらい状況になってしまう」

ということなんです。


なので、

「今と昔では状況が違う」

ということを認識しなければなりません。

晩婚化が進むにつれて、
そして平均寿命が上がるにつれて、
従来と同じ生活が送れなくなっています。


それは決して晩婚化に限った話ではなく、
たとえば「お金の在り方」でも言えることです。

バブル期の1990年代の銀行預金は2%台でした。

ですが、
今の銀行預金はどうなっているでしょうか?





わずか「0.001%」ですよね。




一部の資産家ではありますが、
90年台の普通預金だけで、
毎月20万円近くの金利を得ていた
という話もあるほどです。

ですが、今では預金は単なる、

「お金を置いておく場所」

に過ぎなくなりました。

唯一のメリットを挙げるなら、
銀行強盗にお金を取られない
というくらいではないでしょうか?



このように、

「以前の常識が今の非常識」

ということはよくあります。



「昔はああだったから。」とか、
「以前はこうだったから。」とか、

そういった言葉を発する人を、
たまに見かけるのですが、
投資の世界において昔や以前の話は、
ほとんど関係ないと思っておくべきです。


私たち投資家が着目すべきは、
あくまでも「今」だけです。


今の社会環境や経済の動きを見て、
資産の置き場所をどうするかという、
方針を忘れてはいけません。


今の日本と今の世界の現状把握をして、
常に自分の行動や思考を、
アップデートしていかないといけないのです。



それでは!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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