人口が減ると不動産投資は儲かる【一般社団法人フリードデスク】


人口が減ると、
住む家の需要も減るので、
今後不動産投資は儲からない。

と、思われがちですが・・・
私の見解はその逆です。


ご存知のように日本は
少子高齢化社会に突入していて、
人口はどんどん減少していますよね。

それに伴い当然のことですが、
「空き家率」が上がっていきます。

統計局の発表によれば、
空き家率は毎年増加の一途で、
今や20%近い数値に来ているそうです。

つまり、これは

「住む家が余っているということ」

を意味しています。


このデータだけを見れば、

「住む家が余っているということは、
 不動産投資をやるのって、
 リスクじゃないですか?」

と思われる方もいるかもしれません。

確かにそうですよね。

人口が減少して空き家が増えていけば、
新しく家を建てて住む人を探しても、
そもそも需要があるのか疑問だと思います。

ですが、需要はあります。


むしろ私の中では、
ある一定条件下において、

「これまで以上に不動産投資がしやすくなる」

と想定しています。


どういうことか?

それは、
「都心部の人口変化」が
全てを物語ると思います。

総務省の調べによると、

「地方都市の過疎化が進む一方で、
 都心部への人口集中も進んでいる」

という事がわかっています。

つまり、人口が減少することで、
「都心部へ人が集まっている」
ということなんです。


なぜこのような現象が起きるのか?

理由は簡単です。


全国から人口が減る


会社は人材不足になる


労働力の低下、売り上げの低下


だから人のいるところを探す


結果、本社を都心部へ移転


都心に移り住む人が増え、需要拡大



このような理屈から、
日本人口が減少することによって、

「都心部への人口集中が激しくなる」

と、私は考えています。

なので、単に人口減少だからといって、
不動産投資がしづらくなるというのは、
ちょっと早計かなと思います。

「人口の増減」だけでなく、
雇用機会がある地域へと移動する
「偏りの可能性」も考慮すべきです。


このように、人口が減少した先に、
日本にどのような未来が待っているのか?

1つ1つを分析していけば、
「人の動き」が見えてきますよね。


投資家は、単純に一般論を
鵜呑みにしてはいけません。

自分の足で得た現場の生の情報を元に、
論理的に考えることが大切です。

むしろ、

「みんながそう言っている」

という集団心理を根拠にした論調は、
大衆扇動の可能性が高いので・・・。

それではまた!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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