さぁ。先日、新社会人の皆さんが
各々会社に初出勤したわけですが・・・
「とりあえず3年やってから、
転職するかどうか考えます」
という人、結構多いですよね。
(私の場合3年を待たずして転職しましたが^^;)
目的をもって計画的に転職を
繰り返す人も少なくありません。
確かに、戦略的な転職はキャリア形成には
効率が良いですが、デメリットもあります。
転職を繰り返すたびに、
「あるもの」
を失っているのです。
それは「社会的な信用」です。
しっかりとした出口戦略を持って
転職を繰り返すなら全然いいのですが、
「近い将来銀行から融資を引きたい」
という人は注意が必要です。
銀行からの融資を受けにくくなるからです。
脱サラして起業するにしても、
不動産投資等の投資をするにしても、
融資を引けないのはかなり不利です。
ちなみに、私の知り合いの一人に、
人材派遣会社の営業マンがいるのですが、
彼曰く、転職希望者の平均転職回数は、
一人「約3、4回」もあるそうです。
企業からのヘッドハンティングならまだしも、
「ここは自分に合わないな」と思って
自分都合で転々とする人がほとんどですから。
確かに、お金を貸す側の心情としては、
「こいつに金貸しても大丈夫か?」
ってなりますね^^;
逆に、同じ職場に何年も勤めている人は
めちゃくちゃ簡単に信用されます。
銀行も積極的に融資をしてくれます。
経営者より会社員の方が
銀行から融資してもらいやすい
というのも、よく聞く話ですよね。
ビジネスの世界でも投資の世界でも、
レバレッジを効かせて初めの一歩を
踏み出すためには、
「信用」
が大事って事ですね。
どういう風にキャリアを積んできたかが、
その人の信用度合いを決定します。
ついつい知識や経験、スキル、
能力にばかり気を使いがちですが、
実は「信用」が一番の武器だったり
するんですよね。
ってことで、新社会人の方に向けて、
先輩づらしてアドバイスしてみました。
一番大事なのは信用です。信用。