2500万円の借金を背負う赤ちゃん【一般社団法人フリードデスク】

日本の政治家たちは、
新しく生まれてくる赤ちゃんに、
借金を背負わせています。


少し極端な表現かもしれませんが、
かなり現実味のある話です。



「世代間格差」



という言葉を、
聞いたことがあるでしょうか？


これは、年金制度が産み出した、
高齢者と若者の間でもらえる
「年金額の差異」を表しています。


これがまた、大変な差異なんです。


1940年代生まれの方は、
年金制度によって3000万円以上の
メリットを享受しています。


それに比べて、
新しく生まれてくる赤ちゃんは、
恩恵どころか2500万円以上の
負債を背負う事になるのです。



「生きてるだけで丸儲け」ではなく、
「生きてるだけで借金漬け」ですよ。



では、なぜ2500万円も負債を背負うのか？


それは年金の仕組みのせいです。

ご存知の通り、日本の年金制度は
「賦課（ふか）方式」を採用しています。


簡単に言えば、


「若い人が高齢者を支える」

という仕組みです。


労働者数が退職者数を
圧倒的に上回る高度経済成長期は、
この制度がうまく回っていました。


ですが、もうとっくに限界です。


高齢者１人に対して、
労働者が２人で支えている現代では、
もはや年金制度が国民の大きな
負担になっているんです。


確実に言えることとして、
現行の年金制度のままいくと、




“払う保険料は上がり続け、
自分が貰う時には受給額が
今より下がっている”




これはもう避けようがありません。


国の制度に寄りかかるだけで、
安全な老後を送れた世代と違って、
私たちの未来は非常に窮屈なものに
なる可能性が高いです。


「でも、年金制度が変わるかも！」


という声もあるかもしれませんが、
正直望みは薄いと思っています。

政府が日本版401k（確定拠出年金）を
これほどまでに広めようとしているのは、
年金制度が破綻した時の言い訳にしか
見えないんですよね。


「ね？だから自分たちで早めに
将来の準備しておいた方がいいって
言ったでしょ？」と。


だからこそ、
安定した老後を過ごすためには、
自分で資産形成プランを考えて、
行動しなければいけません。


もちろん、労働以外の方法で、です。


貯蓄だけで老後をまかなうには、
少なくても６５歳の時点で５千万円は必要ですから。

まとまった退職金をもらえたとしても、
満額貯められるのは、ごく一部の
高給取りの人間だけでしょう。


だから資産運用をやって欲しいのです。


日本人に投資をして欲しいのです。


もちろん投資や資産運用にはリスクがあります。
投資案件次第では、元本をまるごと
失ってしまうリスクもあります。

人によっては、
ちょっと投資で失敗しただけで、
憤慨して運用先の会社を糾弾する人も
いるんですが・・・


そういう人に限っては、最初から
投資をやらない方がいいと思います。


この１年たくさんの投資家志望者とあって、
お話をしてきてわかりました。

向いてない人は、本当に向いてないです。

具体的に何がと聞かれると困るのですが、
とにかく向いていないのです（苦笑）

かといって、
貯蓄だけでは物価の上昇に対して
毎年資産性が目減りするだけなので、
どちらを選んでもリスクはあります。


要はどちらのリスクをとるか、ですね。





・リスクを理解した上で、リターンを
得るために投資や資産運用をするか

・労働収入だけに頼り、年金の負担を受け入れ、
年々苦しくなっていく生活を受け入れるか





テスラモーターズ社長の徳重氏は、
ある雑誌の取材でこのように話しています。


「リスクを避けることが最大のリスクだ」


私も、同意見です。

リスクを負わない者には
基本的にリターンはありません。

資本主義社会というゼロサムゲームで
少しでも勝ち上がりたいという意思があるなら、



「投資や資産運用」



という選択をしてみてはいかがでしょうか。