もしも、退職金が2回もらえる、
と言われたら嬉しいと思いませんか?
また、普段払っている所得税や住民税が
安くなると言われても嬉しいですよね。
実はそういう投資案件があるんです。
さらにその案件は「複利」で運用できたり、
積立金が「全額経費扱い」になったりします。
もうお気づきかもしれませんが、
「個人型確定拠出年金」
のことです。
国がかなり力を入れていて、
最近はCMも多いです。
2017年からほぼ誰でも
加入できるようになりました。
でも実際のところは、
ほとんどの人が知らなかったり、
知っていても聞き流しているのが実情。
おそらくほとんどの人は、
「まぁ聞いたことくらいは」
って感じだと思います。
冒頭でお伝えしたように、
個人型確定拠出年金は私たちにとって、
メリットが多い積立投資です。
もちろん別途手数料もかかりますが、
それを加味してもメリットのほうが
大きいと言えます。
それでもやはり、
「国民の84%以上が実施していない」
のが現状なんです。
ある国民調査の結果によると、
その理由として、
「そもそも知らないから」とか、
「よくわからないから」とか、
「周りの人がやっていないから」とか、
こういった理由が大半を占めていました。
全く知らないのもどうかとは思いますが、
周りの人の行動を基準にするのは
結構危険だと思います。
集団心理に依存してるわけですから。
そういう人に限って、
「将来の為の備えとかしてる?」とか聞くと、
最低限の貯金すらなかったりします。
「絶対に沈まない船」
と呼ばれていたあのタイタニック号は
あっさりと海の藻屑となりました。
事故発覚後、ずさんな避難管理のせいで
多くのボートが定員に満たないまま
出発していたという話も有名です。
私は、今の日本人の感覚が、
この船の乗客の感覚に近いと思ってます。
「沈むわけないよね!
だってみんなそう思ってるんだもん」
当然、沈まない根拠はゼロです。
(実際、年金の管理体制もずさんでしたね)
まぁ、確定拠出年金をやるやらないは、
個人の自由だと思いますが、、、
未来の自分のために、そして、
ご家族の将来を考えるならば、
周りを基準に行動するのではなく。
自分の足で取りに行った情報を元に行動し、
一種のマイノリティーとして生きた方が、
最後には良い結果になるんじゃないでしょうか。