満員電車って本当にしんどいですよね。
もしも満員電車での通勤生活から
開放されたらどれだけ楽でしょうか。
実は、そんな悩みを解決してくれそうな
「満員電車解消策」
なるものが先日発表されました。
東京都の小池都知事が、各企業に向けて
時差出勤や自宅で仕事ができるテレワークなどの
導入を呼びかけたのです。
でも、私個人としては、
「これ、絶対に普及しないじゃん」
というのが本音です。
なぜかというと、
仮にこの発表が実現したとしても、
改善されるのはほんの一部の大手企業のみで、
8割以上の中小・中堅・ベンチャー企業には
全く関係ない話だからです。
担当顧客を持った営業マンが、
自宅でしこしこテレワークって、
現実的に厳しいですよね。
実際、国の施作で今年の2月からスタートした
『プレミアムフライデー』でもそうでした。
実施企業は、ダイワハウスや森永乳業、
三菱自動車などの大手企業2.5%程度に
留まったそうです。
要するに、
満員電車の問題をなくすなんて事は
土台無理な話なんです。
対処療法的な措置でしかない。
それより考えるべきなのは、
『もっと根本的なところ』
だと私は考えています。
”そもそも当事者がいつまで満員電車に
乗る生活を続けたいと思っているか”
って事です。
もちろん、いきなり仕事をやめるのは無謀な行為です。
でも、少しずつ準備を進めることで、
徐々に会社員生活からフェードアウトする事は
決して不可能ではありません。
早い話、日本人もそろそろ
「投資」や「資産運用」の必要性に
気づいた方がいいのでは?
ってことです。
日本人、働き過ぎですよ。
人が死んでるんですから。
もっと労働以外の選択肢を積極的に持つべきです。
ちなみに、日本人は世界でも
稀なくらい資産運用をしていません。
アメリカ人全体の資産のうち
45.4%が投資商品なのに対して、
日本人は資産全体の51.9%が現金や預金、
投資商品の割合はわずか18.8%です。
つまり、全然資産運用してないんですね。
先進国でここまで資産運用に
関心がない民族は日本人くらいです。
日本人は右ならえの精神が強いので、
「貯金が大事」
って言ってる人が多い中で
投資や資産運用を始めるのは
難しいかもしれません。
でも、そこで頭一つ抜けることができた人だけが
本当の意味で満員電車から永遠に
解放されるんじゃないかと思います。