BBQで恥をかきました。【一般社団法人フリードデスク】


先日、会社の仲間たちと行ったBBQで、
実はかなり悔しい思いをしました。



私はこう見えて飲食業界で4年間
バイトしてきた経験があります。



なので、
調理といえば自分!みたいな、
ちょっとした自信があったんです。



女性スタッフもたくさんいたので、

「ここはいいところ見せるぞ!」

と意気込んで火起こしを始めました。



しかし・・・

いくらやっても火がつかない。

うちわで扇いでも、
炭の数を増やしても、
全然炭に火がつかない。



「なんでだ!?」





・・・





お腹を空かせたスタッフの視線が
徐々につらくなってきたので、
「よくBBQをする」という社員に、
泣く泣くバトンタッチしました。


するとどうでしょう・・・


私が何をやってもダメだった炭が、
わずか数分で真っ赤に燃えて、
火が灯ったじゃないですか!



悔しい!!!



さすが、自分で自分のことを、
「BBQ大使」と名乗っているだけあります。
(ださい名前だがその時だけはかっこよかった)


悲しいかな、「経験の差」が
如実に出てしまいました。

話を聞く限り、
彼のBBQ経験は100回以上ということで、
そりゃあ歯が立たないはずです。



やはり、「経験の差」ってでかいです。



「たかがBBQで大げさな(笑)」


と思われるかもしれませんが、
BBQだろうがビジネスだろうが、
たとえ投資だろうが同じことです。


マニュアル的に知識を学んだとしても、
現場で使えるものはほんのわずかです。

経験を積んでわかることがほとんどなんです。

「知識」と「経験」がリンクして初めて、
自分の「知恵」になるわけですから。


例えば、

”投資する時は、人間関係だけで
 判断してはいけない”



なんて、中学生でもわかることです。

でも、「知識」としては知っていても、
それが「経験」として落としこまれていないから、
いまだにたくさんの投資関連の事件が
あとを立たないのです。


BBQにしたって、私もそれなりに
火起こしの知識はありました。



でも、つかなかったんです(涙)



張り切ってやり始めたくせに、
できなくて社員に任せるという、
恥ずかしい経験をしたおかげで、
「正しい火起こしの方法」を学べました。


まぁ、何事もやってみなければ、
わからないってことですね(笑)

やってみないと、
自分の知識があってるのかどうか、
検証もできないですから。


安直な結論で申し訳ないですが、
BBQで大好きなお肉を食べながら
そんなことを考えていたのでした。




それでは。

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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