ベンチャー企業が生き残る確率【一般社団法人フリードデスク】


1年で40%、5年で15%、
という数字が出ているそうです。


ということは、ざっくり3年で
8割くらいのベンチャーが
潰れてしまう計算になります。


こういったデータが出てきた時に、



「やっぱり起業は危ない!」



と思う人って多いと思います。


もちろん、起業にはリスクはあります。


ですが、3年以内に8割のベンチャーが
潰れる本当の原因は「起業のハードル」
とは”別にある”と私は思っています。


経営者の方はわかると思いますが、
「起業して3年」って、ちょうど
あるイベントが起きる時期なんです。

そう、



「消費税の支払い」



が発生する時期です。
(細かい説明は省きます)


特にデータをとっているわけではないので、
予想の域を出ず申し訳ないですが、
消費税を払いたくなくて会社をたたむ
というケースはわりと多いです。

あと、「二ケ年計画」を立てて、
お客を負けさせるような事業をして、
稼ぐだけ稼いだら会社をたたむような
無責任な話もちらほら聞きます。

あとあと、ペーパーカンパニーは
大体1年で潰れますよね。


以上のように、
あえて「短命ビジネス」をやっていたり、
法人として育てることを目的としていない、
ベンチャー企業もカウントしているなら、、、




”1年で40%、5年で15%しか
ベンチャー企業は生き残らない”





というのも納得です。

でも、

「実際そこまでビビることないよ?」

って言うのが正直なところです。


こういうベンチャー業界の
中身や実態を知らずに、

「やっぱり起業はハードルが高いな」
「起業って危険だな」


って思う人、いっぱいいると思うので。


なので、たまにはこういう記事を書いてみました。

もちろん、起業にはリスクもありますし、
お金も必要だし、大変なこともありますが、
その分メリットもいっぱいあります。

収入的な面でもそうですし、
節税できるのもいいですよね。

普通に生活していたら出会えない人に
出会えるのもありがたいです。


マークザッカーバーグの演説じゃないですが、、、

きちんと”目的感”を持って生きている人は、
起業して色々とチャレンジするのはおすすめです。

それこそ、(やりたいかどうかは別として)
自分と一緒にビジネスをする日も
くるかもしれません。

というわけで、
データの向こう側にある事実に目を向けると、
現実は意外と、想像と違っていたりするものです。


簡単に情報が入る時代だからこそ、
それを読み解く人間のリテラシーが
問われているのだと思います。




ではまた!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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