イタリアには、
「気候を有効活用した」投資があります。
それは東京より年間100時間以上も、
日照時間が長く、かつ降水量が3分の1以下
というイタリアの土地柄だからこそ可能なものです。
「再生可能エネルギー」
という言葉を一度くらいは、
あなたも聞いたことがあるはずです。
2009年時点で1ギガワット程度だった、
太陽光発電設備が2013年にもなると、
“なんと18倍のエネルギー”
にもなっていたのです。
結果、イタリアの総発電能力は、
中国に次いで世界第3位にまで成長を遂げました。
ここまで発電能力が高まった結果、
とても魅力の高い投資対象として、
多くの投資家から注目を集めているのです。
案件にもよりますが、
10年で利率8%の再生可能エネルギー債は、
イタリアにはザラにあります。
これは、日本の定期預金率
0.002%と比較したら、
どれだけ美味しいか理解できると思います。
投資先の選定基準の一つとして、
「市場の成長率」
は欠かすことのできない、
選定要素だと判断できます。
たとえば、今やMicrosoftやGoogle、
NTTやリクルート、そしてAppleなど・・・
世界でもトップクラスの企業が、
次々と参入している市場があります。
「ビットコイン」です。
このビットコインも、
市場に登場した当初は、
「怪しい」とか・・・
「危ない」とか・・・
ネガティブな意見が、
とても多かったように思います。
そして、市場参入当初は
ほとんどの方に見向きもされていませんでした。
最初のビットコインの商取引が、
“ピザ2枚とビットコイン1万枚での交換”
だった程です。
ですが、それから4年後・・・
その1万枚のビットコインは、
なんと、時価総額で10億円もの価値に大化けしたのです。
このことから何が学べるかというと、
“ 他の人がやらないからと言って、
自分もやらないという判断は不適切だ ”
ということです。
特に日本人は周りの意見や決断を参考にして、
自分もその決断をする傾向がとても高いです。
ですが、投資家として、
この決断の仕方は不適切と言えます。
他人の意見に耳を傾けるのではなく、
ロジカルに物事を捉え判断することが、
投資家として必要不可欠なマインドです。
そして、このマインドを持つためにも、
投資案件を判断する際には、
「なぜ?」
を繰り返し、深堀りして考える癖が必要ですね。
投資家は感情や流行に流されてはいけません。
常にロジカルに冷静に判断する心がけを
決して忘れてはいけませんね。
では、また!