このウォッカ、1.5億円です。(笑)【一般社団法人フリードデスク】


「1.5億円のウォッカが盗まれた事件」

Russo-Baltiqueという
ブランドで時価1.5億円とのこと。

これをコペンハーゲンの
あるバーで「飾り」として置いていたものが
盗まれてしまったそうです。


日本のバーでもよく、
「飾り」として洒落たグラスや
ガラスの置物をよく見かけますよね。

そうすることで、
店内の雰囲気を醸し出すみたいです。


私、実は、照明とか
インテリアコーディネートとか…
そういった内装にも興味がありまして

例えば、仕事仲間が引っ越すと聞けば
インテリアの自論を語り、
内装のレイアウト案を出したり、
一緒に家具とか照明器具を買いに行ったりする程です。

そして今月から
会社の引越しをするのですけど、
もちろん会社に置く家具もこだわったので
機会があれば是非見て欲しいですね。(笑)


というわけで、バーのオーナーの
「飾り」にお金をかけたり、
こだわりを持つことには私も共感できるんですよ。

ただ、1つだけ問題だったのは、
「ウォッカの管理方法」です。


盗まれる前のウォッカを見ましたが
誰でも容易に触れられる裸状態。

それを見て思ったのが、

「さすがにそれ、
 1.5億円の管理方法じゃないでしょ。」


ということ。

それがもしも、
「1.5億円の札束」だったとしても、
同じように裸状態にしておきますか?
って話です。


どういった形態であれ、
その資産を管理するのが持ち主の責任であり
義務だと私は考えています。

この年末年始では、
仮想通貨の動きがとても激しく、
数日で200%を超えるコインもありました。

“億り人”という言葉が
メディアから流れてくるほど、
仮想通貨が盛り上がっている状態です。

ただその一方で、
ウクライナのliquiという取引所で
ハッキング被害が起きて、
「1140億円分のBTCが盗まれる事件」
がありました。

つまり、それくらい、
被害を受けてしまった人がいる
ということです。


公式データがないので
明確には言えませんが
ウェブウォレットで管理している人が
まだまだ多いと感じています。

でも、それってハッキング被害を
受ける可能性を秘めているわけで、
それで資産を失っても自己責任な訳です。

他にもペーパーウォレットや
ハードウォレットといったように、
安全な管理方法はあるわけで、、、

盗難被害やハッキング被害など
これらは全て管理者の問題だと
私は考えています。


なので、盗難被害にあった
バーオーナーは管理体制を
もっと強化するのもそうですが、

その前に、資産に対する
危機管理能力を高めていかないと
同じような被害を繰り返すことに
なりかねないと感じた次第です。

年が明けて、
正月気分が抜けない方も多いでしょうが、
ここで一度、ご自身の危機管理についても
見直してみるといいかもしれません。

それでは!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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