給料525億円の男【一般社団法人フリードデスク】

訳の分からない数字ですが、
給料525億円。

これはブラジルサッカー代表の
ネイマール選手の実際の金額です。

今度、ネイマール選手は
レアルマドリードに移籍するようで
その移籍金だけで525億円
なんだそうです。(笑)


連日、日本のメディアを賑わせている
コインチェックのNEM不正流出額が
500億円超ですが、

それ以上の金額を
たった1人で稼いでしまう
ネイマール選手の凄さが伺えますよね。


たった1人で525億円って・・・

老後の必要経費を終えるだけじゃなく
子供や孫世代まで余裕で面倒みれる金額。

もう、笑うしかないです。(笑)

サッカー選手って宣伝塔になるし
影響力がとても大きいので、
それだけ価値があるということですね。



で、それに対して同じスポーツでも
バレリーナ業界は、
結構厳しいみたいですよ。

プロとして大きく活躍しても
給料は年間200万円程度しか
もらえないようです。

今の日本の平均年収が422万円と
言われているので、
その半分程度しかない訳です。

だからプロとして
バレリーナをやられている人は、
基本的にバレエ教室を開いたりと
副業をしているようですね。


「同じプロスポーツ」でも、
ここまで収入が違うとなると、

『どこで活動し結果を残すのか、
 という場の重要性』


を感じさせられました。


きっとサッカー選手もバレリーナも
努力と必死さという面においては、
どちらも同じだと思うんです。

それは例えば、ダンスでもいいんです。

私も学生時代、ダンスをやってましたが、
きっとプロのダンサーであっても、
サッカー選手よりは稼げないと思います。

でも、知り合いでダンサーを
やっている人を見ていると、
かなり必死になって、
毎日頑張ってますからね。


じゃあ、何が違ってここまで
収入に大きな差が生まれているかというと、

『場』

なんですよね。

つまり、
どこで仕事をするか?
ということです。


サッカーの競技人口は2億5千万人。

バレリーナの競技人口は数百万人。

この競技人口を比較してみれば、
「サッカー市場の場の大きさと、
 バレリーナ市場の場の小ささ」
をご理解頂けると思います。


その場に集まる人が多ければ
別のビジネスだって成立しますし、
より多くのお金が発生します。

例えば、
チケット代やグッズ販売はもちろん。

競技場内にある飲食店や、
サッカースクールなど・・・
サッカーに関連したビジネスが
派生的に生まれてきますよね。


そうすれば自然と
相乗効果で市場拡大が進み
さらに大きなお金が集まる
という仕組みなるわけです。

なので、同じ努力と同じ必死さで
結果を出すのであれば、
せっかくなら大きな場で、
勝負した方が効果的なんですよね。


「より多くの人を魅了できるし
 より多くの収入も得られる」


このような発想って
きっとスポーツ業界のみならず
どの業界でも言えると思うんです。


私みたいに何か事業をやっている人は
新規事業を生み出す際は、
場の大きさも考慮してみる。

そうすることで、
時間的にも労力的にも効果的に
ビジネス展開できるんだと、
今回、学ばせていただきました。

もし、自分で何か事業や新商品、
新サービスを生み出す立場にいる方は、
「場の重要性」についても
一度考えてみてくださいね。

それでは、また!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

ページの先頭へ