マスメディアがマス層から嫌われる【一般社団法人フリードデスク】

今、沖縄ではマスメディアが
危機的状態に陥っているそうです。

それは
「沖縄の新聞社の発信が
 マス層に届かなくなってきた」

ということ。


実際、読売新聞も
過去半年間の発行部数が52万_部減。

新聞社全体では、
ここ1年で600万部減という状況です。

若者の新聞離れだけではなく
各年代における新聞離れは
今や社会現象になってきています。


ただ沖縄での新聞離れは
少し特有といいますか
東京近辺の現象とは
少し事情が違うようです。

沖縄のある市長が言うには
60、70代のいわゆる新聞購読層も含め、

「新聞を信じなくなってきた」

とのこと。


その理由は沖縄らしいのですが、
新聞の内容がかなり偏っているそうなんです。

それは読売や朝日にもありますが
例えば沖縄で有名な沖縄タイムスは
「オール沖縄」と言って米軍基地反対派の
意見やトピックしか取り上げないそうです。


しかも、米兵が地域活動をしているとき
運悪く車にひかれて亡くなったときも

「昨日●●で交通渋滞がありました」

としか報道しなかったとのこと。


そういった偏った報道に市民たちも
薄々感づいてきて今では沖縄での新聞は
マスメディアではなく単なるメディアの一つに
ランク落ちしてしまったと語っていました。

私も沖縄には旅行や遊びでいったことあり
一切そんな雰囲気を感じなかったのですが、
現地の人たちの間では新聞に対する
不信感が拡大していたんですね。


読売新聞は自民党寄りで、
産経新聞は保守派。

朝日新聞はリベラル派という偏りは
有名ですがそれ以上にべったりなのが
沖縄ということです。

で、その結果、
市民から信頼を失ってしまい、
今では高齢者の方でさえ

「新聞から距離を置いて読むレベル」

になってしまったのです。

こういった話からも信頼を獲得するには
「偏りすぎた発信はいけない」
ということがわかります。


もちろん偏った発言や発信は
一部から猛烈な後押しをもらえますが、
今や国民もこうした発信の歪みを
気付きやすくなってきています。

だからこそ、発信する側としては
マスメディアも含め常にニュートラルを意識して
事実のみを正確に伝えることが
今後の日本に求められることだと感じています。

それでは!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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