身代金はBitcoinでよろしく!【一般社団法人フリードデスク】

去年から今年にかけて
仮想通貨の取引量だけではなく
認知度も爆発しましたね。
 
年末に地元に帰省して
友人と会ってきたんですけど、
お酒を飲みながら友人が発した言葉が、
 
「ねえ、大石。Bitcoinやってる?」
 
ですよ。(笑)
 
 
投資とかギャンブルに
全く興味なかった友人なだけに
 
「仮想通貨バブル」
 
っていうことを実感しました。
 
東京では仮想通貨セミナーなどを
頻繁に見かけるのですが、
まさか山口まで広まっていたとは…
 
坂本龍馬もビックリしてるでしょうね。(笑)
 
 
最近では読売新聞の一面に
rippleの記事が掲載されたり、
仮想通貨の話題で持ちきりですが、
 
ついに身代金をBitcoinで
要求する強盗犯が登場するまでに
なったそうです。
 
イギリスのある取引所の重役を誘拐し
身代金として1億円分のBitcoinを
求めたとのこと。
 
 
1億円の札束を鞄に入れて逃走したら大変ですが
Bitcoinの送金なら手間いらずで簡単ですからね。
 
皮肉ですが、強盗犯としては、
やりやすい方法なのかもしれません。
 
 
さてここで、少し話題が変わりますが、
最近ではrippleが全世界200カ国で
個人送金を行う大企業と提携する話が浮上したり、
 
TRONがアリババと提携するかも…
という話題が出てきたりで、
 
今年に入ってから、
私たちの生活により密接になり
『社会と仮想通貨との隔たり』が
小さくなってきたように感じています。
 
 
私はTwitterもやっているので
仕事の空き時間にTwitter検索で、
仮想通貨のツイートを見ているのですけど、
 
「rippleは1月末まで上がるはず」
「ADAはここから100倍が期待できる」
「BTCからBCHに移行しそうだ」
 
といったポジショントーク合戦が
物凄いことになっていました。(笑)
 
 
まあそれはどの業界でもあることで
特に何も感じなかったのですが、
驚いたのは根拠のないポジショントークに対して、
 
「本当ですか?情報ありがとうございます。 
 今から買い足します。」

 
みたいな、
いわゆる“情弱層”が結構いたということ。
 
ここに私はビックリしましたね。
 
 
どういうことかっていうと、
今まで仮想通貨と聞けば、
この層の人たちの反応って、
 
「それ、危ないでしょ。」
「絶対詐欺じゃん!」
 
といったネガティブなものだったのが、
気がついたら市場参入していたわけです。
 
 
今や海外のどこよりも、
日本の取引所に上場することが、
コインの値上がりを誘発すると言われる程
日本人の「仮想通貨熱」はものすごいです。
 
ただ、仮想通貨熱はいつまでも
このまま継続するわけもなく、
あくまで上げトレンドは特別だ
という認識を忘れてはいけません。
 
 
ツイートの中には、
「全財産をこのコインに賭けます」
みたいな博打をしている人を見かけましたが、
 
『来たバブルは必ず去っていく』
 
という過去の歴史を振り返えれば
わかることですから、
周りがどうであれ常に冷静な目で
市場を見て欲しいと思います。
 
ではまた!
 
PS:
今日は大事なMTGの前にタリーズでお仕事中。
カフェはやっぱり仕事しやすいなぁ^^
 

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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