「浮気したら許さない」とかよく言うよ!【一般社団法人フリードデスク】


『あなたのことはそれほど』



っていう、TVドラマ知ってますか?


私は全く見ていませんが、
社員がやたら興奮して感想を語ってきます。


どうやら「不倫」がテーマのドラマみたいです。
しかも、女性が不倫してるみたいです。




「浮気したら許さないから!」




とか言いながらちゃっかり自分は
不倫してる女性、結構いますよね。

愛とは一体なんだったんでしょうか(笑)


女性はとても繊細で感情的なので、
男性にとってすべてを理解することは、
非常に難しいものです。


ただ、それ以上に、
難しく厄介に感じるのが「金融市場」です。


投資を勉強されている方は、
お分かりだと思いますが、
金融の世界に「正解」という文字はありません。


いつ、どこに投資するのが正解か、
わかる人は神様くらいです。

ただ、正解はないですが、
ヒントくらいはあります。




それは、「過去」です。




株式市場、不動産、為替、
外貨預金、長期積立てなどなど、
投資対象はたくさんありますが、
これらはつい最近できたものではありません。

何十年、いや何百年先から
ずっと存在している市場です。


そこにヒントがあります。


ずっと存在しているとはいえ、
市場変化や環境変化、
技術革新は常に行われているので、
投資の世界に「絶対」はないのですが・・・


ただ、一つ言えることとして、




「歴史は繰り返す」




と私は考えています。


つまり、
市場の大きな動きを決める因果関係は、

“どれだけ時代が変化しようが、
それほど大きくは変化しない”

ということ。


例えば、1950年からの朝鮮特需。

あの朝鮮戦争に伴い、
アメリカ軍から発注された物資、サービスの
輸出により、日本は高度経済成長へ突入し、
市場は大きく黒字化しました。


さらに、1958年、岩戸(いわと)景気や
神武(じんむ)景気の後、日本の株価は
上昇し、国際収支は大きく黒字になりました。

これも、海外からの設備発注の依頼が舞い込み、
「輸出量が増大」した為だと言われています。


そして、1980年代のバブル期。

これはご存知の方も多いでしょうが、
日本は大きな貿易黒字をたたき出した為に、
市場が栄えていたわけです。





”貿易黒字を出している時には、
国内の市場が急激に栄える”






言葉にすれば当たり前のことですが、

「1つの流れ」

が見てとれます。


このように、
ある程度過去の傾向がわかっていれば、
今何に投資すべきか考える上での
判断材料になります。


「配当利益」


という未来だけを見るのではなく、
過去にも積極的に目を向ける。

面倒ですが、絶対にやった方がいいです。


ちなみに2017年、日本の貿易見込みは、
前年比で6.8%減少と言われています。

この数字は、不動産や株式には、
直接的には関係していないかもしれません。

ですが、過去の歴史を振り返ると、



「貿易額の減少が何を意味するのか?」



何かしらのヒントが得られるのではないでしょうか。



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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