「はれのひ被害者」を救済する芸人。【一般社団法人フリードデスク】

「このひとかっけーなー」
と思える数少ない芸人さん。

それが、キングコングの西野さんです。


今話題の「はれのひ事件」で
振袖を着れなかった新成人に成人式を
もう一度プレゼントするそうです。

なんでも着物レンタルやプロの写真撮影、
クルージングディナーなど全てを
西野さんが自己負担で招待とのこと。

「はれのひ」とは縁もゆかりもないのに
“何とかしたい”をすぐ実行し形にするところ。

すごい行動力。

まぁ、うがった見方をすれば、
話題性とか考えたらそういうのも全部
広告費の内ってことかもしれませんが。

とはいえ、シンプルに気持ちがいいですよね。


今思えば成人式って
ほんと楽しい思い出ですからね。

久々に会う友達。勉強の友が酒の友に。
そして新品スーツをぎこちなく着て
それをうれしそうに写真撮影する両親。

今振り返ると、
あの1日はほんとに充実していた
と思います。



「そんな最高の1日をはれのひ被害者にも…」
という心意気が素敵です。


あと、私が感じたのは、
西野さん、晴れ着レンタル業とか、
成人式の企画立案とかそういった事業も
この流れでできるよねってこと。

これだけ斬新で“心”ある行動が取れる人なら
毎年新成人たちは「西野さんの振り袖」を
選んで借りにきますよ。(笑)


まあ、この一連の流れ自体も、
彼のメディア戦略なんだと思いますが・・・

案の定YahooニュースのTOPに
出てきてましたし。

そういった視点から見ても
彼の一つ一つの行動はとても勉強になります。


そしてもう一つ感じたのは
「個人のインフルエンサーが
 社会に及ぼす影響力が日に日に高まっている」

ということです。

今まで社会事情に一石を投じるのは、
大手企業の経営者や政治家だった気がします。

ただ最近って、ホリエモンをはじめ、
ひろゆきさんやイケダハヤトさん、
筑波大助教授の落合洋一さんのような…

個人のインフルエンサーの
動きや発言が取り上げられやすい
そんな社会になりつつあります。

ワイドショーや討論番組を見ても、
こういった方々の姿をよく見かけますよね。


こうした社会変化は、
私はとてもいいことだと思っていて、
彼らって常識を常識と思わず
斬新な視点で発言するじゃないですか。

それは彼らにとって、
ブランディングやポジショニングするための
戦略も一部ある思いますがそれはそれでいいんです。

そういったことを踏まえても、
私たちに新しい視点に触れる
良い機会だと感じています。


経営者や政治家、弁護士の発言って、
やっぱり保守的なんですよね。

自分の立場を守るために台本通り
無難な見解を述べるのが仕事みたいな…

だから、なおさら、
常識の向こう側を見せてくれる
インフルエンサーたちの役割は、
今とても大きいと思っています。

それでは、また!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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