「老後までに1億円貯めなきゃダメ」は本当か?【一般社団法人フリードデスク】


「老後の必要資金は1億円」

という言葉をあなたも今までに
聞いたことがあるのではないでしょうか?


雑誌の特集やテレビなどで、
取り上げられることがあるので、
初めて聞いたという方は少ないと思います。

ですが、本当に老後までに、
1億円という大金が必要なのでしょうか?

一度疑ってみる姿勢も大切です。

有名な経済誌が特集を組んでいるからといって
その情報を鵜呑みにしたり不安がるのは
思考停止状態のためよくないからです。


確かに老後資金として
1億円くらいは無いと生活が
回っていかないのは事実かもしれません。

ですがここには
「1つの前提条件」があります。

それは・・・

65歳で定年退職してから、
90歳頃でこの世を去るまでに、
「全く働かない」ということ。


厚労省の発表によると、
今年の日本人平均寿命は、

「男性で80.98歳
女性で87.14歳」

となっています。


ですので、
寿命を90歳で考えるのは
妥当なラインと言えます。

ただ、一つ言えるのは、

「65歳を迎えてから全く働かなくなる
というのは現実的な話ではない」


と私は考えているのです。


実際、内閣府のデータによると、

日本人の平均寿命が上がるにつれて、
「高齢者の労働人口は増えている」
ということがわかっています。

1980年では、
全体の4%程度だったのが
今年は13%以上にまで、
上がっているのです。


つまり、
このデータからわかることとして、

今の時代、高齢者だろうが関係なく、
仕事に従事するのが、
「普通」になりつつあるのです。


ということは当然ですが、
老後を迎えても仕事をし続ければ、
準備資金はより少なくても良い、
ということですよね。


とはいえ、高齢者になる程、
体との戦いにもなってきますから、
時間を切り売りしてお金を稼ぐのではなく、

お金に働いてもらって、
資産を増やす資産運用に目をつけることが
必要不可欠な時代と言えるわけです。


時代とともに、平均寿命が上がっていき、
それに伴い老後の必要資金も増えてきました。

そして、その必要資金を
どのようにして集めるのか?

と、考えたときに一番現実的なのが、
「資産運用」だと私は考えています。

年を取ってまで朝早く出勤して
体を動かしてお金を稼ぐ労働は
あまり現実的ではありません。


だからこそ、
投資のプロに運用を任せて
お金を増やしていくことが
ベストな選択かと思います。

ただ、年をとってから
初めて投資に手を出しても、

「投資の旨味」

が少なくなってしまいます。


特に、不動産投資や積立投資に、
退職後初めて着手したとしても、
小さな回収しかできません。
(回収できない可能性もあります)

よく言われる言葉かもしれませんが、
投資や資産運用を始める時期は、

「今」

が一番ベストだと言えるのです。

早ければ早いほど良いという事です。
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なので、
今から少しずつ知識をつけていき
将来に向けたお金の備えをすることが、
大切な行為だと私は考えています。

ではまた!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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