サクラだらけのセミナー(笑)【一般社団法人フリードデスク】

先日、都内某所で開催された
とあるセミナーに参加してきました。



目的はリサーチです。



具体的な名前は伏せますが、
簡単に言うと、



「日本にいながらとある海外の
銀行口座を開設できますよ。
日本に比べて金利が高いので、
資産運用にいいですよ」




というものです。


プレミア会員になれば、
さらに色んなオイシイ特典が
ついてきますよ〜という説明を
2時間ほどされました。



感想はと言うと・・・




やばかったです。



何がやばかったかって、
”サクラだらけ”だったんですよ!


会場には20名弱の人がいましたが、
おそらく正式な参加者の数は
5〜6名だったと思います。

半分以上はサクラ。





オイオイオイ・・・






講師のつまらないギャグに、
バンバン手を叩いて大げさに
笑う白髪のおじさん。


必要以上に相槌を打つおばさん集団。


新規の参加者をコの字型で囲うように、
サクラの人たちが座っているのですが、
講師に挙手を促されると彼らは
一斉にぴっ!と手を伸ばしてました。


その雰囲気に飲まれて、
手を上げている参加者もいましたね。


怖い怖い。



一方私は、、、


あまりのサクラの多さに途中から
完全に気持ち悪くなってしまいました。



冗談じゃなく、普通に吐きそうでした。


思い返せばそのセミナー、
最初からおかしかったんですよね。


まず、エレベーターに乗って、
セミナー会場がある3階で降りると、
フリースペースのような所があります。


そこでは3人ほどの男女がお菓子を
食べながらケラケラと談笑してました。


私と目が合うのですが、
特に挨拶や会釈があるわけでもなく、
1秒ほどこっちをじーっと見て、
また談笑を再開します。



「あれ?お客さんかな?
すごい居心地良さそうにしてるけど、
スタッフの人なのかな?」



そう思いながら、声をかけました。


私「すみません。スタッフの方ですか?」

女性「あ、はい」

私「受付ってどこですか?」

女性「ここです」


と、表情一つ変えずに、
シワシワの座席表を出してきました。

女性「ここに名前を書いてください」


で、名前を書いてセミナールームへ
行こうとすると、受付の三人は
ぺちゃくちゃと話し始めました。


不快感を通りこして、
そのダメダメな対応っぷりに
ただただ驚かされました。


行った事はないですが、
『よそ者に冷たい閉鎖的な村』って
きっとこんな感じだろうな、と。



セミナールームもかなり狭くて、
正直綺麗とは言えない内装でした。

前後も左右も狭い。
私のような体型には特に辛かったです。

もう、セミナーの内容を聞く前に
完全に気持ちが萎えてしまいました。




結論。





良いところが一つもなかったです(笑)






「毎週セミナーをやっている」と言ってたので、
これだけ雑な仕事をしていても、
事業が継続してるというのは
ある意味驚きでした。


ちょうどよく緊急の電話も入ったので、
仕方なく途中退席となってしまいましたが、
逆に帰る理由ができてよかったです(笑)



どんなに商品がよかったとしても、
そういう他の不出来が目立つと、
どうしても印象は悪くなりますよね。

自分がまたセミナーをやる時には、
絶対に反面教師にしようと
思ったのでした。



やはり、
「細部へのこだわりが全て」です。



サクラ、ダメ、絶対。


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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