SoftBankが副業解禁したけど、、、【一般社団法人フリードデスク】

SoftBankが副業解禁しました。

他にもロート製薬や日産、富士通など
誰もが知っているそうな大手企業も
実は、すでに副業を解禁しています。


ただしSoftBankは、
「本業に支障のない範囲で」
「会社の許可を得た場合」のようなので
副業解禁というか、むしろそれ、
普通の事ですよねって話です。

元々、業務外に何をしようが、
それは社員の自由ですしそこまで、
会社が口を出すという事が正直おかしいです。


実際私も、MRをやっていた時代は
お医者さん回りが大体午前で終わるので、
午後とかやることないんですよ。

だから、最初の頃は午後は
営業車の中で永遠と昼寝してましたが、

それが毎日続くとあまりに暇なので、
知り合いの人の紹介で
不動産仲介の営業をしたりしてましたね。

今考えたら、私の場合は完全業務中なので、
ちょっとあれですけど・・・（笑）
業務外なら、副業は個人の自由かな
というのが私の意見です。



ですが、今の日本って
戦後教育を受け継いでいるので、
生活の節々に、

「お国のため、会社のため」

といったまるで奴隷のような扱いを
強要する仕組みが残っています。

まさにSoftBankの、
「会社の業務外のことに関しても報告が必要」
ということがいい例ではないでしょうか？



まあでも、
今回のような大手企業の副業解禁が、
日本が変わるキッカケかもしれませんね。


実際、副業解禁によって、
SoftBankの社員の中から、
副業をやり始める人が増えていくはずです。

例えば、
会社で身につけた営業力を使って
別商材を使った営業をするとか、
開発能力を使って他社と共同でシステム開発するとか・・・

そういった事例が今後出てくるはずです。



そして、
私が今興味を持っているのは、
「そういったときに孫社長がどう動くか？」
という部分です。

別に、副業を解禁したとか、
どうしたとかはハッキリ言って興味ないです。（笑）

やりたきゃ、やればいいし、
やりたくなければやらなければいい。

それでいいと思います。


ただ、今回の件で、
一流の投資家である孫社長が、
どういった意図をもって副業解禁をしたのか？
という点は興味深いですね。

今まで、孫社長は戦略的にM&Aをしたり、
日本で唯一投資に力を入れている企業として
活躍をしてきました。

そんな孫社長が、
今回の副業解禁をただ社員の気晴らしや
自由という観点だけを見て行ったとは
正直、考えづらいです。


というか、
ハッキリ言いますが、
「絶対に裏があるっしょ！！」
と私は睨んでいるんですよね。（笑）

裏というと、
ちょっと語弊を招くかもなので訂正ですが
「なにか別の意味合いがあるでしょ」
ということですね。



例えばですが、
今後社員が副業で行った事業が拡大していき
給料を上回ることも十分に想定できますよね。

そういった状況になった時、
当然ですが「独立」という文字が
社員の頭をよぎるはずですが、
そのとき孫社長がどう動くか？


ここに私はかなり注目をしています。


これまで、IT企業だけじゃなく、
野球チーム経営だけじゃなく、
投資を行う会社としても結果を出してきた
孫社長なだけに、

私のイメージとしては、
独立しそうな社員に声をかけて、
「グループ化」するんじゃないかな？と。


つまり、
今回の副業解禁って、
表向きは社員の自由度拡大ですが、

孫社長の本当の狙いは、
社員自ら、実力をつけてもらって、

「最終的には、SoftBankグループの拡大」

を目指しているんじゃないかなと思いました。
あくまで私の勝手な想像ですけど。（笑）


だから副業をやる場合には、
「会社の許可を得る必要がある」
とお伝えしましたが、

これって、そう捉えると、
今後大きくなるであろう社員の
「把握と管理」と見ることも
できますよね。


おそらくですが、
直属の上司などを使って
近況を把握してそろそろ独立かも・・・
といったときに孫社長が出てくるとか。


「君、最近頑張ってるみたいだね。
　どう？SoftBankの名前を使って、　
　子会社として活動していかないか？」

みたいなね。


実際、SoftBankって、
社内起業はかなり後押ししてくれる社風なんで、
あり得ない話ではないとは思います。


ですし、経営者であり投資家なら、
自ら動くことのみならず、
人を動かして会社を大きくするのは
ある意味当然のことですからね。


こうした視点で見てみると、
SoftBankの副業解禁が、
今後どう動いていくのか見ものです。

それでは！

PS:
週末は昔からの友人たちとゴルフ！
やっと趣味と言えるようになってきた（苦笑）