貯金するのは古臭い!【一般社団法人フリードデスク】


「貯金しなさい!」



は、もう通用しない時代になりました。



新社会人の方の多くは、実家のご両親から
「貯金してる?ちゃんと貯金しなさいよ」
と言われていると思います。

私も会社員時代は、
いつも言われていました。


親の気持ちもわかります。

ただ、誤解を恐れずに言いますと、


「資産運用の視点で見れば、
 現代の貯金(銀行預金)は損しかしない」



と言わざるを得ません。


昔の銀行預金は、
「保管的機能」と「運用機能」の
主に二つの機能がありました。

大事なお金を守ってもらえるし、
運用によって増やしてもらえる、
というメリットがあったのです。

もちろん、今もその二つの機能は健在です。


しかし、ご存知のように今の
銀行預金の金利は「ほぼゼロ」です。

一度でもコンビニのATMで引き出したら、
手数料で運用上はマイナスが出てしまいます。


では、このような状況なのに、
なぜ預金を強く勧める人が
未だにいるのでしょうか?

非常に単純な理屈です。

今、貯金(銀行預金)を勧めている人達は
過去に預金でオイシイ思いをしてきた
世代だからです。


例えば、郵便貯金の場合、
1980年当時の年利が
「7.12%」ですからね!

これ、単純に凄くないですか?


今や郵便貯金は年利「0.03%」。


銀行預金に至っては軒並み金利が
「0.001%」の時代です。

それと比較したら、
以前の銀行預金がどれだけ有望な運用先か、
ご理解いただけるのではないでしょうか?


しかも、銀行預金は元本保証があるので、
1000万円までだったらリスクは
ほぼ0というわけです。

ローリスクハイリターンの投資案件が
昔は本当にあったんですよ(笑)


そう考えると、親世代の人たちが、
当時の記憶のまま子供・孫世代に、

「貯金しなさい!」

と勧める理由がわかりますよね。

「金利見ろ!」
「資産性目減りしてんじゃん!」


と言いたくなります。


預金による運用は「過去の常識」であり、
今の時代には即していません。

今の時代に、どれだけ預金しても、
すずめの涙程度にしかならないのです。
(むしろマイナスになる人がほとんど)


時代が変われば
適した資産運用の方法も変わります。

「今に即した運用先」を見つけられる、
投資家として必要な目を持ちましょう!




それでは!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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