やば!早く売らなきゃ!【一般社団法人フリードデスク】


つい先日、ビットコインが一時的に、
20万円から50万円に値上がりしました。



「やば!早く売らなきゃ!」



と思ったコイン所有者たちが慌てて、
ちょっとした混乱がみられましたが。

数十分後に、
「サーバーダウンとバクの発生のお詫び」
とのことで、本部から通知が届きました。

まぁ、当然私も一瞬焦りましたよね(笑)


仮想通貨は、まだ誕生して歴史が浅いです。

今後も似たような障害やトラブルは、
きっと起きてくることでしょう。

そして、そのたびに

「仮想通貨の売り」

が激しくなると思います。


仮想通貨をもっている人にとって、
障害が起きたら不安になりますから、
リスク回避として手放すのは当然ですよね。

ですが、そんな時こそ、
ぜひ冷静になってほしいです。


時代は「キャッシュレス」です。

せっかく現金からクレカや電子マネー、
ビットコインへと時代が移行しているのに、
こんな些細な事がきっかけで、
現金主義に戻るのは時代錯誤ですから。

今回の一件で、コインチェック株式会社は、
おそらくバグを発生させないように、
対策を打ってくれると思います。

そうしないと、
事業存続が危ぶまれますからね。


私が今更言うまでもないですが、
ビットコインの今後の伸びしろは
本当にすごいですよ。

今や、Googleやマイクロソフト、
三菱東京UFJ銀行、NTTなど・・・

日本や世界を代表する企業が、
ビットコインに参入しています。


身近な例だと、
今年の4月にはビックカメラが
ビットフライヤーと提携して、
「ビットコイン」による決済を
できるようになりました。

飲食店だと、銀座の「銀座沼津港」
という回転寿司屋さんがビットコインを
決済サービスとして2015年に導入してます。

決済手数料がクレカと比べて安いのは、
お店側にとって何よりありがたいですからね。

決済手段が多い方がお客さんにも喜ばれますし。

導入費や維持費がかからないのも魅力です。


こんな便利なもの、
流行らない方が不思議です。

それに、
盛り上がりを見せているのは
日本だけじゃありません。

海外ではビットコインの
「資産性」も注目されています。


中国は「ビットコイン大国」とも言われていて、
人民元への不信感からビットコインを
持つ人が急激に増えつつあるのです。

(中には、インド政府のように
「デジタル通貨の使用は不正だ」
と主張する国もあるようですが)



いずれにせよ・・・

今回のトラブルで、
ある層は仮想通貨を手放し、
ある層は所持し続けるでしょう。

ポイントは、「本質を見る事」です。

人間も物も、何だってそうですが、
生まれたては不出来なものです。

アイフォンだって、
新しいシリーズが出るたびに
初期不良やトラブルだらけなのに、
未だにファンがいるじゃないですか。

私たちも「ビットコイン」や
「コインチェック」を長い目で
見守っていきましょう。

ではまた。


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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