香港から帰りました!【一般社団法人フリードデスク】

先日、香港から帰国しました。

今回は仕事仲間ではなく、
投資家仲間と行ったんですが、
一応大きなトラブルもなく
帰ってこれてひとまず安心です。

いやー。

こんなこと言うとあれですけど、
アテンドって意外と精神力削れますね(笑)

別に子供を連れているわけではないので、
そういう心配はないのですが、
アテンドとしての責任感というか・・・。

いかんせん私は英語も
中国語も話せないので^^;


ちなみに今年はあと2回は
香港に行く予定です。

もう、新鮮味は完全にありません。

まぁ、でも旅行が目的ではなく、
情報収集や金融街の最前線を
この目で確認するのが目的なので、
全然いいんですけど。


それはそうと、香港やシンガポールは
世界でもトップクラスの金融街と
言われていますが・・・

なぜ香港やシンガポールなどが
「金融街」と呼ばれているのか、
ご存知ですか?

ずばり、
優秀なファンドマネージャー(FM)が
たくさんその国にいるからです。


では、なぜ彼らはそこにいるのか?

当然、メリットがあるからです。

彼らのようなFMの収益は、
基本的にキャピタルゲイン(売却利益)です。

株、FX、不動産、M&Aなど、
なんのジャンルにしても、

”安く買って高く売る”

ということをやって、
お金を稼いでいます。

であれば、少しでも多くの
利益が出る国にいる方が得です。


つまり、「オフショア地域」に
優秀なFMが集まっているだけなんです。

オフショア地域とは、
法的な規制が非常に少なく、
金融業界を舞台に働く人にとって
絶好の環境になります。


例えば、
日本で投資の利益を出した場合、
所得税や住民税の他に、
以下のような課税がなされます。

所得税:45%
(所得が4千万円以上の場合)
住民税:10%
キャピタルゲイン税:20%
(売却利益)
インカムゲイン税:20%
(家賃収入や株の配当金)

※NISAに入っていれば、
 年間120万円以下の投資で得た
 利益は非課税となります。


これが、例えば香港の場合、
以下のような数字に変わります。

所得税:約15%
(所得が4千万円以上の場合)
住民税:0%
キャピタルゲイン税:0%
インカムゲイン税:0%

どうですか?

香港が金融街になるのも納得ですよね。


ご存知の方も多いと思いますが、
海外のIFAは日本の証券会社と違って、
運用によって利益を出さないと
自分たちがご飯を食べれません。

お金を預ける人も、運用する側も、
ウィンウィンになるような体制になってます。
(本来そうあるべきなんですけど)

だから、運用経験も知識も、
金融業界に対する意識の高さも
日本とはレベルが違うんです。


香港で5年前に不人気で売れなくて、
とっくに販売終了した金融商品が、
今東京で売られているなんて話も
ざらにあります。

残念なことに世界的に見れば、
金融業界の最後尾が日本なんです。


なので、最新の情報を取りに行くか、それか、
情報を取りにいける人間を近くに置いておくと、
投資家としては色々便利だと思いますよ。

いわずもがな、
今の時代は”情報戦”ですので。

ではでは、今日はこの辺で!




名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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