「Bitcoinは詐欺」というJPモルガンCEOの発言【一般社団法人フリードデスク】


旬なネタが多いので今日はもう一本お送りします。


JPモルガンのCEOは、
自社のトレーダーがBitcoin取引をしたら、
「即刻解雇する」
と発言したそうです。


これは、
とても興味深い発言だと思います。

事実、この発言が公表された直後、
Bitcoinは7%、イーサリアムは10%も
下落傾向を見せました。


この一件について私が思うのは、

「完全にポジショントークだな」


ということです。


どういうことかというと、
JPモルガンは昔からある金融屋で

「フィアットカレンシー(法定通貨)」


に大きく依存している企業です。


つまり、仮想通貨ではなくて、
ドルや円などの通貨に国民が依存すればするほど
JPモルガンが儲かる仕組みだった訳です。

ですが、最近の仮想通貨バブルで
多くの資金が法定通貨から仮想通貨へ
移動していますよね。


これによって、

「JPモルガンは資金移動を
 どうにか食い止めようという意図」


があって今回の発言をされたと、
私は、睨んでいます。


であれば。
自社の社員たちが自らの首を
絞めるような行為を避けようとするのは、

経営者として当然なのかなと、
今回の騒動を受けて感じました。


それに、
「Bitcoinは詐欺だ!」
みたいな過激発言をしないと、

「今の仮想通貨の勢いは止められない」

ということの裏付けになった、
と捉えることもできるかもしれません。


いずれにせよ今回の一件について
仮想通貨の下落は仮想通貨自体には
一切問題があった訳ではないので、
それほど慌てる心配はないと思います。

それでは!



名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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