旬なネタが多いので今日はもう一本お送りします。
JPモルガンのCEOは、
自社のトレーダーがBitcoin取引をしたら、
「即刻解雇する」
と発言したそうです。
これは、
とても興味深い発言だと思います。
事実、この発言が公表された直後、
Bitcoinは7%、イーサリアムは10%も
下落傾向を見せました。
この一件について私が思うのは、
「完全にポジショントークだな」
ということです。
どういうことかというと、
JPモルガンは昔からある金融屋で
「フィアットカレンシー(法定通貨)」
に大きく依存している企業です。
つまり、仮想通貨ではなくて、
ドルや円などの通貨に国民が依存すればするほど
JPモルガンが儲かる仕組みだった訳です。
ですが、最近の仮想通貨バブルで
多くの資金が法定通貨から仮想通貨へ
移動していますよね。
これによって、
「JPモルガンは資金移動を
どうにか食い止めようという意図」
があって今回の発言をされたと、
私は、睨んでいます。
であれば。
自社の社員たちが自らの首を
絞めるような行為を避けようとするのは、
経営者として当然なのかなと、
今回の騒動を受けて感じました。
それに、
「Bitcoinは詐欺だ!」
みたいな過激発言をしないと、
「今の仮想通貨の勢いは止められない」
ということの裏付けになった、
と捉えることもできるかもしれません。
いずれにせよ今回の一件について
仮想通貨の下落は仮想通貨自体には
一切問題があった訳ではないので、
それほど慌てる心配はないと思います。
それでは!