「他人任せの欧米人」と「自己判断の日本人」【一般社団法人フリードデスク】


欧米ではプロのトレーダーに委託して、
資金を増やす投資家が多い一方で、

日本では自分自身で投資を
行う人がとても多い現状です。


たとえば、
日本ではFXがとても流行しています。

世界中でFXをしているうちの、

「60%が日本人」

というデータがあるほどです。

日本は世界人口のわずか2%程度なので、
このデータからもいかに日本人が自分で
お金の運用をしているかが見て取れますよね。


ですが、どう考えてもお金を増やすなら、
自分でやるよりも欧米のように投資のプロに
委託した方がリスクを軽減できるはずです。


では、日本人はなぜそうしないのでしょうか?

その理由には2つあると思っています。


まず1つ目は、金融教育がされていないこと。

日本人は学校を通して、
金融の勉強をほとんどしてこなかったですよね。

だから、そもそも投資の運用を、
「プロに委託するという選択すら知らない」
ということが挙げられます。


そしてもう一つに、
そもそも国内にプロのトレーダーや、
素晴らしい運用先が少ないということ。

例えば、
135兆円の年金資産を運用している
独立行政法人があります。

この135兆円という運用資金はトップクラスなので
日本の運用機関は運用スキルが高いと思いきや、
実は、2015年は5兆円の資産を失っています。


そう、、これが
日本の運用スキルの現状なのです。

だから日本で良い運用先を見つけようとしても、
なかなか見つけることができないというのも、
自分でやろうとする理由の一つだと思います。


でも、どう考えても運用スキルのあるプロに
委託する方が一番いいに決まっていますよね。

しかし、

「誰が、運用スキルを持っているか判断できない」

というのが日本人の現状でしょう。

だからこそ、
自分で正しい判断をするにしても、
良い運用先を見つけるにしても、

「自分の金融リテラシーを高める」

ことがまず最初にすべきことだと
私は考えています。


自分自身の金融リテラシーを高めれば、

「何が正しいのか?」
「どれが間違っているのか?」


自分で判断することができるようになります。


なので、この「自己判断」が、
投資を行っていく上で、
とても大切だと思っています。

最終的に他の誰かに判断を委ねると、
その人の判断であなたの資産が
左右されてしまいますから注意が必要です。


金融リテラシーを高めていき、
最終判断は自分で行うという認識を、
ぜひ、持っておいてくださいね。

それでは!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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