私はカモです。どうぞ商品を売ってください!【一般社団法人フリードデスク】

「で、どうすればいいの?」

これは絶対にやってはいけない
間違いの質問です。

多くの人は、

「金融機関の人や不動産関係の人はプロ」

という認識があります。


たとえば、銀行員なら
投資信託について熟知しているから
わからないことを教えてくれそうとか、

不動産投資をやりたいけど、
本を読んでもわからないから、
不動産会社に行って質問してみようとか、


でも、この行為は彼らにしてみたら

「私はカモです。どうぞ商品を売ってください!」

と断言しているようなものなのです。


ここで一度、銀行員や不動産会社の
人たちの立場に立ってみてください。

あなたが銀行員や不動産会社の人だとして
毎月ノルマを課されている中で、
うまく成績が取れていないとしましょう。

そんな時に、

「すみません、私不動産に興味あるんですけど、
詳しいことがわからないので教えてくれますか?」

というお客が来たら、
しめしめと思いませんか?

この人をどう言いくるめて、
自分のお客にしようかと
思うのが当然ですよね。


結局は、銀行も不動産会社も
お客に商品を買ってもらって
ナンボの世界です。

「いかにしてお客に商品を買ってもらうか?」

しか考えていないと言っても
決して過言ではありません。


多くの人は、
「銀行員といえば金融のプロで、
不動産会社といえば不動産のプロ」

という認識を持っていますが、
彼らは「営業マン」だということを、
決して忘れてはいけません。


なので、
「どの投資信託を買えばいいの?」
「どの物件がオススメですか?」


と相手任せの質問は
絶対にしないように注意してください。


最後の最後は、
自己判断を大切にするべきです。

そのためにも、
仮に彼らに質問をするにしても、
基本的な情報を持った上で行くことが大事です。


相手依存で向き合っていくと、
カモにされるだけですので、
この点は注意してください。

それでは!

名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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