会社員が投資案件化し始めている【一般社団法人フリードデスク】


スポーツメーカーのNIKEが、
世界490名の社員をリストラするそうです。

490名って、
かなりの大人数ですよね。

中小・中堅企業なら、
「全社員リストラ」という感じです。


国内で言えば、
東芝の1万4000人や、
シャープの7000人のリストラが、
一時期大ニュースになりましたよね。

「クビ」と言われれば、
一瞬にして職を無くすわけですから、
話題になるのは当然です。


ただし!

投資家としての見方をすると
厳しい発言になってしまいますが、

「リストラされる方にも原因がある」

と私は考えています。


これは、一体どういうことか?

会社でリストラされる人がいる中で、
実際、会社に残る社員もいるわけです。

つまり、
生き残りをかけた戦いで
敗れた人が会社を去るわけですね。


では、ここで会社は、
どういう人に残って欲しいと
考えるでしょうか?

当然ですが、
今後も会社に貢献し、
この先、発展の兆しがある人。

そうですよね?


これって、
投資の世界でいうところの
「グロース投資」
に該当すると思っています。

グロース投資とは、

「今後伸びるであろう
 期待できる銘柄に先んじて投資をする」


という方法を指しています。


わかりやすい例を挙げるとすると、

「ガンを絶対に治せる薬を研究している会社」

があったとしたら、
今後、高い確率で会社が大きくなることが
前もってわかりますよね。

こうした企業に対して、
先に投資をしておいて、
大きくなった時に利益を獲得する
というものがグロース投資です。


そして、
これは企業体においても
同じことが言えると思うのです。

「こいつは今後伸びるだろうから、
 リストラは絶対に避けておきたい」

と会社の重役の人たちに、
思わせることができたらどうでしょうか?

いくら何百人とリストラされようが、
リストラされずに済みますよね。


つまり、

「いかに会社にとって、
 今後の有望株だと思わせるか?」


というのが、
会社員が生き残るために、
意識すべきポイントだと私は思うのです。

それでは、また!


名前:大石 武
一般社団法人フリードデスク代表理事。
山口県下関市出身。食品業界、医療業界での会社員経験を経て、2015年に独立。その後、個人投資家としての活動を開始し、2016年には投資家コミュニティを設立。金融に強い日本人を輩出する為、日々個人投資家のサポートに励んでいる。

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